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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十話 ズフィルード
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拳を繰り出す。ブロウクンマグナムが放たれ激しく回転しながら敵を貫く。しかも一機だけではなく数機纏めて貫いていた。
「来い!俺は決して負けない!」
「凱!」
その後ろからルネが来た。
「あたしもいるよ!忘れるな!」
「ああ、頼む!」
「この戦いで勝つのはどちらか」
ルネは前の敵を見据えつつ戦う。光竜と闇竜がそれに続く。
「ルネ姉ちゃん!」
「参りましょう!」
「ああ!」
彼等の戦いも激しい。バズーカにミサイルが放たれる。敵中で派手に暴れ縦横無尽に敵を薙ぎ倒していく。拳が唸り敵を砕く。皆阿修羅となっていた。
「敵が幾ら多くとも!」
「負けるのは趣味じゃないんでね!」
ギャブレーとレッシィがバスターランチャーを放つ。二条の光の帯が敵軍を貫いていく。
それでまた敵が倒れる。しかしそれでもまだ敵は多い。しかも後ろにはエペソがいた。
「ふむ、まだ戦意は衰えておらぬな」
エペソはそんな彼等の戦いを見て呟く。
「実によきこと。だからこそ余も戦いがいがある」
「そんなこと言っていられるのも今のうちよ!」
「そうだ!」
アムとダバが彼に言う。
「覚悟しておきなさいね!」
「戦いはまだこれからだ!」
「ダバ、それでも焦らないでね」
「ああ」
ダバはリリスの言葉に頷いた。
「わかっている。敵はまだいる」
「そうよ。だから」
「慎重に攻める。けれど」
彼もまたバスターランチャーを構えた。
「俺も戦う。何があっても!」
ギャブレーやレッシィと同じく彼等も戦う。ロンド=ベルの動きが一丸になっていた。
一丸になり攻める彼等は強かった。メギロートの大軍を瞬く間に壊滅させてしまった。そうして遂にエペソに迫るのであった。
「やいやいやい!」
勝平が彼に声をかける。
「来てやったぜ!エトウ!」
「エペソだ」
「おっと、すまねえ」
勝平は素直に謝る。
「とにかくだ。もう殆どあんた一人だぜ」
「覚悟しなさい!」
宇宙太も恵子も言った。
「逃げるんならいいけれどよ」
「どうするの?」
「ふむ。戯言だな」
エペソは逃げるという言葉を一笑に伏した。
「余の考えにそのようなものはない」
「まあそうだろうね」
万丈は彼の言葉を聞いて応える。
「だからここに残ったんだしね」
「マーグ司令への手土産は」
エペソは言うのだった。
「汝等の降伏だ。そう決まっている」
「そうかい。じゃあ容赦はしねえぜ!」
宙が最初に前に出た。
「小さくても馬鹿にするなよ!」
「無論だ。余は決して相手を侮ることはない」
ズフィルードの目が光った。
「今それを見せてやろう」
「全軍散開だ」
クワトロがその光る目を見て指示を出した。
「四方八方から攻撃を仕掛ける。いいな」
「わかった!じゃあまずは俺だ!」
鋼鉄ジーグ
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