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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三十九話 選ばれし者、選びし者
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ので誰にも気付かれなかった。
「全てね」
「では司令」
ロゼがマーグに声をかける。
「今より」
「うん。それじゃあ」
「全軍出撃せよ」
副司令として指示を出してきた。
「そうしてこの星を占拠する。よいな」
「はっ、それでは」
「今すぐに」
こうしてバルマー軍も出撃態勢に入った。今両軍の戦いがまたはじまろうとしていた。
戦いが迫ろうとしている。スワンが大河に告げる。
「時間五分前デス」
「うむ」
大河はまず彼女のその報告に頷いてから呟く。
「いよいよ、か」
「民間人と非戦闘要員の避難は?」
「あと四分です」
今度は命が報告する。
「そうか」
「何とか間に合いましたな」
「ええ。ですが」
グローバルに応えてまた言う。
「大変なのはこれからですな」
「ええ」
「市民達の退路を確保する為にも我々はここを死守しなければなりません」
「そうです。ですから」
グローバルも言う。
「戦いましょう」
「はい」
「でじゃ全軍出撃だ」
グローバルが指示を出した。
「すぐに戦闘配置につく」
「よっし!」
「じゃあ行くぜ!」
勢いよくマシンが飛び出た。そうして配置につく。
「皆!」
凱が仲間達に声をかける。
「わかっているな?」
「勿論だ!」
勝平が彼に答える。
「何時でも覚悟は出来てるぜ」
「ここで負けたらどうにもならねえからな!」
「特攻してでもやってやるわ!」
宇宙太も恵子も腹をくくっていた。それは他のメンバーも同じであった。
「まだまだ戦いは続くんだ!」
「そうよ!」
「そうですわ」
光、海、風の言葉が重なる。
「だからここでやられるわけには!」
「最後までやるのよ、いいわね!」
「はいっ!」
「そう簡単に!」
シーブックも当然ながらいる。
「やらせはしない!」
「そういうことよ!」
今度はアスカが叫んだ。
「あたし達地球人の力をもう一度思い知らせてやるわよ!!」
「皆の為に」
キラもまた同じだった。
「ここで・・・・・・戦う必要があるから!」
「ユウナ様!」
キサカが報告してきた。
「帝国監察軍が最終警戒ラインを突破しました!」
「来たね。それじゃあ」
「総員戦闘配置完了!」
今度はトダカが報告する。
「ユウナ様、御指示を!」
「あっ、僕なんだ」
ここで少しとぼけたのがユウナらしかった。
「カガリじゃなくて」
「当然です」
キサカはそんな彼にとうぜんとまで言い切る。
「宜しいですか、ユウナ様」
「うん」
「カガリ様ですぞ」
実に身も蓋もない言葉であった。
「それでどうして御指示なぞ御願いできますか」
「その通りです」
トダカまで言う。
「カガリ様にそのようなことを」10
「おい、待て」
あまりもの言われようにカ
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