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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三十九話 選ばれし者、選びし者
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二人に応える。それと共に三機のマジンガーの手にそれぞれ剣と斧が握られる。
「僕に続け!」
「わかりました大介さん!」
「久し振りのあえってやつだな!」
「マジンガーチームの真の力」
大介は二機のマジンガーを後ろに従えながら言う。
「今ここで見せてやる!」
「では甲児君!」
「ああ、鉄也さん!」
二人の動きが重なる。そうしてヘルモーズの攻撃をかわしながら突撃する。
その手に持つ剣をヘルモーズに突き刺す。そのうえからグレンダイザーが斧で切りつける。しかしそれでもまだヘルモーズは沈まない。
「ふん、無駄なことを」
エペソの顔にも余裕がある。
「余のヘルモーズはこの程度では沈みはせぬ」
「ああ、そうだろうよ!」
甲児が彼に言い返す。
「そんなのはわかってるんだよ!」
「何っ!?」
「次だ!」
鉄也が叫ぶ。
「頼むぞ!」
そして大介も。三機のマジンガーが退くと今度はコンバトラー、ボルテス、ダイモスが来たのであった。
「さあて。止めってやつだな!」
「ああ!」
豹馬の言葉に健一が答える。
「じゃあ皆、行くぜ!」
「一矢!」
健一が一矢に声をかけた。
「いいな、あれだ!」
「わかった!」
一矢も健一に言葉を返す。
「では行くぞ!」
「ああ!」
「ファイヤァァァァァァァブリザァァァァァァァァドッ!」
まずはファイアーブリザードがダイモスから放たれた。続いて。
「次は俺だ!」
「頼むぜ健一!」
「よし、超電磁ボォォォォォォルッ!」
ボルテスの剣から超電磁ボールが放たれる。その二つがヘルモーズを撃つ。そこにさらにコンバトラーがグランライトウェーブを放った。それでヘルモーズの動きが完全に止まった。
「むっ、これは」
「よし、ここまでは上手くいったぜ!!」
「だがまだだ!」
健一が豹馬に言う。
「最後は」
「わかっている!!」
ここで一矢が出て来た。
「俺が!」
「そうだ!一矢!!」
「止めは任せたぞ!!」
豹馬と健一がそれぞれ一矢に声をかける。一矢もそれに応える。
「わかった。行くぞ!」
「よし!」
「頼んだぜ!!」
「必殺!!」
ダイモスが攻撃態勢に入った。
「烈風!!せぇぇぇけん突きぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーっ!!」
拳を突き出しヘルモーズを撃ち抜く。その威力の前にはさしものヘルモーズも為す術もなく貫かれそのまま爆発するだけであった。
「どうだっ!!」
攻撃を終えた一矢がエペソに対して問う。
「これなら如何にヘルモーズといえど!」
「確かにな」
エペソもそれを認めてきた。声はそうであった。
「最早ヘルモーズは持ちはせぬ」
「よし、じゃあ俺達の勝ちだな!」
「火星はこれで!!」
「しかし」
だが彼はまだ倒れてはいなかった。不敵な笑みをまだ浮かべて
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