暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三十九話 選ばれし者、選びし者
[17/19]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ブリットだけではなかった。クスハもそうであったのだ。
「まだ貴方を行かせるわけには!」
「悪いけれど気が変わったんだよ」
しかし孫はそんな二人に取り合おうとはしない。
「だからね。じゃあこれで」
「くっ!」
「一体どういうつもりなの」
二人は姿を消した孫に対して言う。
「全く考えが読めないわ」
「ああ。しかし」
だがこれだけはわかっていた。
「あの男は間違いなく。俺達の敵だ」
「そうね。それだけは確かね」
「それで御二人さん」
その二人にタスクが声をかけてきた。
「どうしたの?タスク君」
「まだ敵もいるしさ」
「あっ、そうだったな」
「そうだったねっておい」
思わずブリットに突っ込みを入れる。
「しっかりしてくれよ」
「メギロートがまた来たわよ」
レオナも言ってきた。
「多分ホワイトスターから送られて来ているのね」
「ここぞとばかり出て来るわね」
カーラは思わず呟いた。
「やっぱり本気は続いているのね」
「あの男も伊達に残っているわけじゃない」
ユウキはエペソのヘルモーズを見ながら述べた。
「だからだ。まだ正念場だ」
「まだっていうよりは」
リオがここで言う。
「クライマックスみたいよ」
「クライマックスって何か」
リョウトがまた応える。
「漫画じゃないんだから」
「漫画じゃなくてもクライマックスはクライマックスよ」
リオはこうリョウトに言葉を返す。
「この戦いのね」
「そういうことだよな」
その言葉にタスクが頷いた。
「それじゃあ最後の締めに」
「あの戦艦鎮めてやりましょうよ」
「それしかないな」
カーラとユウキが続いた。
「火星を守る為には」
「さあ、来るのだ」
またエペソが言ってきた。
「今こそ汝等をねじ伏せてくれよう」
「言われなくてもねえ!」
早速リオが攻撃を繰り出してきた。
「やってやるわよ。覚悟しなさい!」
「さあて、最後は派手に行くぜ!」
甲児も出る。マジンカイザーの剣がメギロートたちを次々に切り裂いていく。
「全軍攻撃だよな!」
「うむ!」
大河が甲児のその言葉に頷いた。
「その通りだ!全軍総攻撃だ!」
「よし来た!じゃあよ!」
「ちょっと待て甲児君」
「そうだ」
そこに鉄也と大介も来た。
「俺達も一緒だぞ」
「置いていくとは酷いな」
「あっ、いけね」
甲児は二人の姿を見て思わず苦笑いを浮かべた。
「そうだったそうだった」
「全く。しっかりしてくれよ」
「マジンガーチームは皆揃ってこそなんだからな」
「そうだよな。それじゃあ三機でな!」
三人は動きを合わせてヘルモーズに突っ込む。大介がまず二人に合図する。
「甲児君、鉄也君!」
「大介さん!」
「あれですね!」
「そうだ、一気に行くぞ!」
そう
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ