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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三十八話 戦神の星で  
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顔を見て同時に声をあげた。
「私はゼ=バルマリィ帝国辺境銀河方面軍第総司令マーグ=ギシンだ」
「ギシン家だったのか」
レッシィがその家の名を聞いて声をあげた。
「あの男」
「ギシン家っていったら」
「そうさ」
アムにも答える。
「十二支族の一つさ、バルマーのね」
「そうね。やっぱりそれだけの家だったってことね」
アムはそこまで聞いてあらためて頷くのであった。
「じゃあタケルも」
「俺には関係ないよ」
タケルはそうアムに言葉を返してきた。
「俺は。地球人だから」
「そう。そうだったわね」
アムは今のタケルの言葉に顔をあらためて応えるのであった。
「御免なさい、それは」
「いいよ。それにしても」
タケルはアムを許してからあらためてモニターのマーグに顔を向けるのであった。そこで彼はロンド=ベルに対して話を続けていた。
「ところで」
ミサトはここで気付いたことがあった。
「彼の後ろにいる者ですが」
「そうだな」
フォッカーがミサトに対して応えた。
「先の戦いの司令官ラオデキア=ジュデッカ=ゴッツォと同じ顔をしている」
「そういえば」
ミサトはここで己の記憶を辿った。
「彼の副官ユーゼス=ゴッツォは彼のハイブリッド=ヒューマンを大勢出してきましたけれど」
「あの時ですね」
「ええ、そうよ」
クスハに対して応える。
「覚えているのね」
「忘れられません、あの時は」
クスハも彼を見ていた。その緑の髪の男を。
「じゃあつまり」
「ええ、多分ね」
ミサトは険しい顔でまた答える。
「同じ様な人間が何人もいるようね」
「ですね。やっぱり」
「それでだが」
マーグはここで彼等に問うてきた。
「君達の指揮官は誰なのだ?」
「指揮官か」
「そうだ。彼に聞きたいことがあるのだ」
彼は言うのであった。
「誰なのだ?いないというわけではないだろう?」
「では長官」
「私で宜しいのですな」
「はい」
グローバルは大河に勧めていた。
「ここは御願いします」
「わかりました。それでは」
それを受けて前に出る。そうしてマーグと対するのであった。
「貴殿なのだな」
「そうだ」
そのうえでマーグに応えて言うのであった。
「私はGGG長官大河幸太郎だ」
まずは名乗った。
「まずは我々に接触を求めることの意味を問いたい」
「私の目的は火星の掌握。そして」
「そして?」
「あらたにできたことだが」
そう前置きしてまた言ってきた。
「君達の突出したその戦力を配下として迎えることだ」
「やっぱり」
「ええ、そうね」
ジュンコの言葉にミサトが応えた。
「バルマー戦役の時と同じね」
「目的は変わらないということね」
「そうね」
「君達が取るべき道は二つ」
マーグの言葉も同じで
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