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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三十八話 戦神の星で  
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フレイがその言葉を聞いて激昂してきた。
「私達を抹殺ですって!?」
「そうさ」
「あんた本気で地球の敵になるつもりんw!」
「だから違うよ」
フレイにも答えてきた。
「僕は母なる星を護る為にバルマー側へついたのさ」
「えっ!?」
「戯れ言を言うな!」
クスハとブリットはそれを聞いて同時に叫んできた。
「超機人は人界を、地球を護る為に造られた存在だ!」
「そうよ!」
ブリットに続いてクスハも言う。
「貴方の様に私利私欲で超機人を使うことなんて許されないわ!」
「おやおや」
しかしクスハの言葉を受けても孫の余裕は変わらない。
「二十年程度しか生きていない君達が超機人について何所まで知っているのやら」
「どういう意味だ!?」
「どういう意味だろうねぇ」
またとぼけてみせる。それを聞いてまたしても激昂するブリットであった。
「貴様!いい加減にしろ!」
「ブリット」
アムロがここで彼を制止した。
「奴の口車に乗るな。向こうのペースにはめられるぞ」
「は、はい!」
「さあ、来たまえ!」
孫が高らかに叫ぶ。
「君達に超機人の真の力を見せてあげよう!」
「いいか、皆!」
アムロが指示を出してきた。
「あの真・龍王機も大事だがまずは周りだ」
「そうだよな」
「まずは周りを」
カイとハヤトがそれに応える。
「あの龍は」
「私達が行きます!」
「任せて下さい!」
「いいのか、それで」
アムロは二人の言葉を受けて問い返した。実は彼が行くつもりだったのだ。
「はい、御願いします」
「ここは何があっても!」
「わかった。それじゃあ」
「来ました!」
ミリアリアがここで叫んだ。
「前から!真・龍王機が!」
「こっちに!」
「いえ!」
マリューに応える。
「龍王機のところです!」
「そう、向こうもわかっているのね」
マリューはそれを聞いて呟いた。
「お互いの相手が」
「おいおい、ボスだったら速攻で潰さないと駄目だろうがよ!」
「僕達が抹殺してやるよ!」
「殺す」
オルガ、クロト、シャニが名乗り出て来た。
「おいクスハ、ブリット!」
「僕達が助けに行くよ!」
「任せろ」
「いや、それはいい」
「ここはね」
だが二人はそれを断るのだった。
「俺達がやる!」
「だから三人は他の敵の相手をして!」
「おい、いいんだなそれで」
「そいつの強さはかなりだよ」
「それを御前達だけで」
「いや、ここは二人に任せるべきだよ」
サイが三人に言ってきた。
「何だよ、御前までそんなこと言うのかよ」
「状況はやばいじゃない、それでもなの?」
「二人だけだと。死ぬぞ」
「大丈夫だよ」
だがサイはまた言う。
「二人ならね」
「そうね。じゃあ三人はそのまま周りの敵を倒し
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