第三十六話 ディーンの火
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艦も一隻来るわ」
「また随分派手に来てくれるな」
「正直有り難いじゃない」
ゼオラの言葉は笑っていた。
「戦いはどんどん激しくなっているし」
「それもそうだな。それじゃあ」
「ええ。また頑張りましょう」
「そうだな」
(そうだ」
クォヴレーはまた心の中で呟いていた。
(俺は人間だ。少なくともロンド=ベルでは)
それを心の中で確かめる。そうしてまた戦いに向かうのだった。彼の戦いは今本格的にはじまったと言えた。全てが今はじまったのだ。
第三十六話完
2008・1・8
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