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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三十四話 アインスト造反
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述べてきたのであった。
「皆さんお元気そうで何よりですの」
「いつも絶好調よん」
エクセレンはいつもの調子でにこりと笑って言葉を返す。
「貴女はどうかしら」
「私は別にどうということはありませんの」
そうエクセレンに答えるのだった。
「それじゃあ一応挨拶に」
周りにアインストの軍勢がいる。彼等を動かしてきたのだった。
「参りますの」
「やはり来たか」
「我々にも」
「アルフィミリィ、バルマーに反旗を翻すつもりか」
ロゼはアルフィミリィに問うた。
「そう捉えていいのだな、これは」
「構わないですの」
これがアルフィミリィの返答であった。
「私は。アインストですの」
「そうか。ならばわかった」
ロゼもそれを聞いて頷いた。そうしてここで戦術を変換するのであった。
「一時撤退だ!この防衛ラインを放棄する!」
「撤退ですか」
「そうだ。あれだけの新手の相手をすることは無理だ」
やはり既にロンド=ベルとかなり戦っていることが大きかった。ロゼはそれを見てすぐに決断を下したのである。
「わかったな。今のうちだ」
「わかりました」
「我々もだ」
ゲイルもロゼと同じ決断を下した。
「後詰だどうだと言っている場合ではない。逃げるぞ」
「撤退ですか」
「その通りだ。こうなっては致し方ない」
こうまで言う。
「わかったな。即座にこの宙域を離脱すrぞ」
「わかりました。それでは」
「うむ」
彼等は後詰ではなくアインストとロンド=ベルの先頭に紛れて撤退した。ロンド=ベルもアインストの軍を前に追撃は不可能だった。こうしてバルマー軍は何とか戦線を離脱することに成功したのであった。
「本来は彼等を追いたかったのだがな」
ダイテツはアインストと戦いながら撤退するバルマー軍を見据えて言う。
「こうなっては致し方あるまい」
「はい、それでは」
「アインストの迎撃に専念する」
今はそれしかなかった。
「それでいいな」
「はい、それでは」
テツヤはそれに応えた。そうしてダイテツの指示をそのまま伝えた。
「全軍アインストの迎撃に専念しろ!」
そう言う。
「バルマーは追うな。今は目の前の敵だ!」
「了解!」
彼等もそれに頷く。そのままアインストとの戦闘に入ったのであった。
アインストとの戦いはロンド=ベルにとっては鬱陶しかったがそれでも有利に進めることができた。しかしそれでもキョウスケの顔は晴れない。
「どうにもな」
「何かあるの?」
「そうだ」
エクセレンにも答える。
「やはりおかしなものを感じる」
「多分それは私と同じものね」
エクセレンもそれはわかっているようであった。
「私と似てるって言いたいのね」
「御前、妹はいたか」
「いないわよん」
エクセレンはまたこう答えた。
「だから
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