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IS インフィニット・ストラトス〜転生者の想いは復讐とともに…………〜
number-13 be in a bad mood
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た。
ラウラは飛び掛かってきた一夏を一瞥すると、興味がなくなったかのように視線を鈴に戻した。
鈴にとどめを刺そうとしていた。


一夏はそれを止めようとしたが、いきなり飛んできたミサイルに当たり吹き飛ばされる。
咄嗟にラウラを見たが、麗矢が鈴から引き離していた。ひとまず安堵する。


「貴様ぁ! 何故邪魔をする!」
「お前を見ていると、胸糞が悪くなるから。」


ISを展開していた麗矢がラウラと対峙する。
先に動いたのはラウラだった。


――ガキィン!


接近したラウラがプラズマブレードを振り下ろす。
麗矢はそれに合わせるようにして《デストラクター》で切り上げた。
だが、その間にほかのもう一本のブレードがあった。


「まったく、問題を起こしてくれるなよ。」


千冬が生身でIS用のブレードを持ち、二人の戦いに割り込んだ。
今は三本のブレードが切り結ばれている状態になっている。


「戦うのは構わんが、シールドまで破られてはかなわない。よって、学年別トーナメントまで私闘を禁ずる。――――解散!!」


千冬が手を打ち、音を響かせて解散を促した。


「いっ……もうちょっと優しく運んでくれませんか?」
「一夏、運び方が荒くて痛い!!」


セシリアと鈴はいつの間に戻っていた一夏とシャルルに運ばれた。
ラウラはさっさとどこかへ行った。


麗矢は部屋へと戻った。
楯無への怒りは楯無にぶつけるのが結局は一番であると気づいて。



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