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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第二十八話 剣神現わる
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フォウを見て微笑む。
「のろけてるみたいね」
「カミーユがしっかりしないからね」
プルが笑ってそのカミーユに声をかける。
「ファさんともどうなのかしら」
「どうなのかって」
カミーユはあまり気付いていないような顔をしていた。
「どうもないけれどな」
「面白くないな」
プルツーは今のカミーユの言葉に本当に面白くなさそうな顔になった。
「それは」
「鈍感な男の子ってそれはそれでいいものよ」
マーベルは笑ってそれも肯定するのだった。
「焦ったらかえって面白くないわ」
「まあ限度によるけれどね」
カナンがそれに乗る。
「あまり度が過ぎたら」
「勇はその点はな」
「積極的だな」
「おい、俺なのか」
勇はニーとトッドの言葉に面食らう。
「そこで」
「御前のヒメちゃんとのあれは」
「そう言われてもおかしかねえぞ」
二人の突っ込みは厳しい。勇はたじたじとなっている。
「私も今日は結構作ったのよ」
ファはそう言って中華料理の山を出す。
「皆で食べてね」
「おお、これは」
「かなりいけますね」
ダイゴウジとジュンが絶賛する。
「美味いぞ、これは」
「量も多いですし」
「大体うちの部隊ってあれですよね」
「そうね」
キーンがヒカルの言葉に応える。
「女の子は殆ど料理上手で」
「助かります。私もですけれど」
「ただしだ」
バーンはここで暗い顔になる。
「そうでない者は」
「それは言わない約束だ、バーン殿」
酷似した声のギャブレーが止める。
「いいな」
「そういえばよ」
ギュネイが辺りを見回していた。
「今回そうした面々がいないな」
「別にいないくてもいいとは思わねえか?」
リョーコがその彼に突っ込みを入れる。
「死にたくねえだろ、あんたも」
「ミサトさんもそうなんですよね」
シンジはここでポツリと呟く」
「家事の方は」
「あの人も凄いよね」
ジャックの言葉は凄いであった。
「何かああした感じの声の人って」
「家事ができないみたいね」
アンナマリーもそれを言う。
「どうやら」
「そんなレベルか?」
ビルギットはそれ以上だと言うのだった。
「あの人達のは」
「私も時々お料理失敗しちゃうけれど」
ミリアリアの料理は時々地雷が混ざるのだ。かなりましになってきているが。
「艦長のは。かなり」
「十傑集クラスの威力があるよ、絶対」
カツの言葉も容赦がない。
「あれを食べて平気な人って」
「あの三人だけかな」
アキトは腕を組んで考えて述べた。
「やっぱり」
「俺達じゃないよな」
「まさか」
スティングとアウルがそれを聞いて顔を曇らせる。
「生憎俺達の身体は」
「普通なんだけれど」
「あんた達じゃないから安心して」
その彼等にシラーが言う。

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