第二十八話 剣神現わる
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けれどそれを言えばだ」
レッシィはあえてここで自分達を出してみせた。
「あたし達もそうなるんだけれどね」
「いや、それはないな」
だがそれはサブロウタが否定した。
「あんた達はそんな人達じゃない。それはわかってるさ」
「もうわかってるってことかしら」
「そうだな」
アムの言葉にダバが頷く。
「俺達は信頼してもらっているんだ」
「有り難いわね、それは」
「長い付き合いじゃない」
セシリーが笑って彼等に告げる。
「もう何でもわかるわよ」
「下着の柄だって知ってるよ」
イーノも笑って言うのだった。
「ダバの青いトランクスもアズラエルさんの紫のトランクスもね」
「あの紫って何とかならないのかしら」
ルナマリアもそれは知っていた。
「趣味悪いでしょ」
「そういえばあんた最近スカートの下スパッツよね」
ルーはそれも知っていた。
「その下は黒だけれど」
「黒っておい」
シンがそれを聞いて突っ込みを入れる。
「また随分と派手だな」
「派手じゃないですよね」
「普通ですよね」
フィリスとエルフィは顔を見合わせて言い合う。
「私今日は紫ですし」
「私は黒の刺繍入りです」
「派手だろ、それって」
ケーンはあまりにも赤裸々な言葉に思わず突っ込みを入れた。
「まあ皆お互い下着位知ってるけれどよ」
「男は全員トランクスだしね」
モンドが男ものの下着について述べてきた。
「基本的に」
「あれが一番じゃないのかな」
ライトもまたそれは同じである。
「ボクサーパンツはいいけれどあのさっぱりした感じがいいんだよ」
「ブリーフは皆ないのね」
アスカはここでブリーフを出してきた。
「ビキニとかは」
「それは嫌だな」
アスランはふとここでトラウマを思い出した。
「はじめて見ちゃった、先生の白いブリーフって話があるからな」
「それは言うな」
イザークは今のアスランの言葉に顔を青くさせた。
「りんって奴の漫画だったな」
「イザークもそれ以上言うな」
今度はミゲルが彼を止める。
「思い出すと嫌な気持ちになる」
「嫌な気持ちで済まないし」
ヒメもそれは知っていた。
「それについて言うのは止めようよ」
「全くだ」
それにレイが頷く。
「既に思い出した。嫌なものだ」
「まああれだよね」
キラが必死に話を普通にしようと動く。
「この料理美味しいよね」
「サンドイッチは私よ」
クリスが出て来た。
「美味しいでしょ」
「うん、クリスのサンドイッチはいつも最高さ」
バーニィもここにいる。
「だからついつい食べ過ぎてね」
「もうおのろけなんですね」
フォウはそんな二人を見て微笑みを浮かべる。
「私もカミーユの為に何か作ればよかったかしら」
「あら、フォウもこれで案外」
エマもそんな
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