暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第二十七話 内通者の疑惑
[10/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
のよ」
「ルナツーのか」
「そっちは生きているしね」
動かないのは整備と攻撃のシステムである。そちらは大丈夫なのだ。
「すぐにそっちに入りなさい。いいわね」
「ああ、教えてもらって悪いな」
「というかそれ位わかるでしょ」
シモーヌは少し苦い顔になった。
「まさかとは思うけれど」
「いや、気付いてなかった」
マサキは自分でそれを認める。
「正直言ってな」
「呆れた」
「本当にね」
セニアとシモーヌは今のマサキの言葉にこう言った。
「とにかく。エネルギータンクにさっさと入って」
「補給しなさい、いいわね」
「わかったぜ、それじゃあよ」
「じゃあマサキ、あれになるのだニャ」
「サイバードだニャ」
「ああ、ここは急がねえとな」
クロとシロに言われるまでもなかった。マサキはもうサイバスターをサイバードに変形させていた。そうしてルナツーのエネルギータンクの一つに向かうのであった。
見ればサイバスターだけでなく他のマシンもエネルギーや弾薬をかなり消耗していた。それで自然にルナツーにこもるようになっているのだった。
「何だかねえ」
その中でレミーが言う。
「こうした戦いって好きじゃないのよね」
「じゃあドカーーーーーンと派手なのがいいのかい?」
「その通りよ」
こうキリーに言葉を返す。
「ゴーショーグンなんだから。やっぱり格好よく派手にね」
「それはもうやってるじゃないか」
レミーに真吾が言ってきた。
「ゴーフラッシャーを何度も放ってるだろ?」
「もっとよ」
レミーの要求はかなり大きいものだった。
「もっと派手にしないと駄目じゃない」
「やれやれ、注文の多いお嬢様だことで」
「料理店よりは少ないわよ」
キリーには料理店で返す。
「そこにいたのは確か」
「黒猫だったら勘弁な」
相変わらず黒猫が嫌いであった。
「それだけはな」
「そう。じゃあ止めておくけれど」
「そういうことさ。それにしてもな」
ここでキリーは敵を見た。その間にゴースティックでリガードを一機倒す。リガードは真っ二つにされて宇宙で光となって消え去った。
「本当にごちゃ混ぜの軍隊だな、この連中は」
「懐かしのドクーガのマシンもあるし」
「そうだな。まさかここで見るとは思わなかった」
真吾も言う。
「他にも色々といるしな」
「何だと思う?この連中」
レミーが次に考えるのはそこであった。
「この世界にいるのじゃないかも、本当に」
「あれかい?それじゃあ」
キリーがそれを聞いて言うのは殆どの者と同じであった。
「バイストンウェルとかセフィーロとかみたいな感じか」
「そんな匂いがするわね。だってどう見ても今までの勢力じゃないじゃない」
レミーはそこを言う。
「違うかしら」
「いや、俺もそう思う」
真吾は
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ