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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第二十五話 マーグ再襲来
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る。
「ヘルモーズを頼むよ」
「司令、まさかそれでは」
「六神合体・・・・・・!」
ロゼに応えるようにして叫んだ。
「行くぞ、明神タケル!」
「この気配は!?」
タケルもすぐにその気配がわかった。彼は来たことに。
その前にもう一機のゴッドマーズが現われた。マーグのものだった。
「兄さん!」
「何度も言うが」
マーグは目の前にいるタケルに対して言うのだった。
「私には弟はいない。何故それでも私をそう呼ぶのだ」
「兄さん、何故まだわからないんだ!」
タケルはまたマーグに対して叫んだ。
「俺にゴッドマーズを教えてくれたのは兄さんだ!その兄さんがどうして俺を弟じゃないなんて言うんだ!」
「ええい、黙れ!」
だがマーグはまだ言う。
「私は御前なぞ知りはしない。だが!」
「だが!?」
「私の敵は知っている!それが御前だ!」
そう言って攻撃を仕掛けてくる。マーズフラッシュだった。
「危ないっ!」
「かわしたか」
紙一重であった。タケルといえどそうならざるを得なかった。
「今のを」
「兄さん、やっぱりわかってくれないのか」
「わかるだと」
マーグの目の色が変わった。
「何がわかるというのだ、この私が」
「何度も言っていた!そして目覚めた時もあった!」
タケルはまた叫ぶ。
「けれどどうして!何故わからないんだ!」
「何故!?」
その言葉に不意にマーグの動きが止まった。
「何故だと。私が」
「兄さん!兄さんはバルマーの戦士じゃない!俺の兄さんなんだ!」
「まだ言うのか。どうしてそこまで」
「俺は誓った!兄さんを助けると!」
マーグを見据えてまた叫ぶ。
「何があっても!だから!」
「そこまで私に言う御前は一体・・・・・・」
「マーズと呼んでくれた!」
ここで己の本当の名を言ってみせた。
「俺の本当の名を!それこそが!」
「それこそが」
「俺の兄さんである証!俺は俺の本当の名前を教えてくれた兄さんを今度こそ!」
「私が・・・・・・御前の兄に」
「もうバルマーの為に戦う必要はないんだ!俺と一緒に!」
「御前と一緒に」
マーグの戦意が消えていく。そうして。
「行けばいいのか」
「だから!一緒に!」
「一緒に」
「俺と一緒に生きるんだ!だからもう!」
「私が一緒に・・・・・・御前と」
マーグの目の光が消えていた。そうしてその中で呟く。だがその時だった。
「いい加減にするのだ、地球の戦士!」
ロゼが来た。ゼーロンに乗ってマーグの前にやって来たのだ。
「ロゼ!?」
「司令、申し訳ありません!」
まずは己の命令違反を謝罪する。
「ですがここで司令を失うわけにはいかないのです」
「私を失うだと」
「はい」
マーグに対して答えてみせた。
「そうです。この者は司令をたぶ
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