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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第二十話 謎の帝国
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                  第二十話 謎の帝国
シャピロを倒したロンド=ベル。その彼等のところに一報届いていた。
「ハガネとクロガネですか」
「そうだ。そちらに回したいと思う」
ダイテツに対してミスマルが述べていた。
「それでどうかな」
「願ってもない申し出です。ただ」
「ただ。何かね」
「二隻ですな」
ダイテツはそこを指摘する。
「そこが気になります」
「そうか、やはりそこか」
ミスマルもそれは予想していたようである。納得したような声であった。
「一隻の艦長は私ですな」
「うむ」
ミスマルは彼の問いに頷いてみせる。
「その予定だ」
「ではもう一隻は」
そこが問題であった。
「誰が艦長を務めるのでしょうか」
「リー=リジュン中佐だ」
「リー中佐というと」
「知っているな」
「はい」
今度はダイテツがミスマルの問いに頷く番であった。
「連邦軍でも最近名が知られている」
「切れ者と評判の人物だ」
そのリーという人物の評判はこうであった。
「彼を送るつもりだ」
「確か彼は今」
「第一艦隊にいる」
「そうでしたな。あそこで随分と活躍したそうですが」
「だから問題はない筈だ」
ミスマルもそれを保証する。
「ロンド=ベルにおいてもな」
「能力的にはそうでしょう」
ダイテツもリーを知っている。だからそれは認めた。
「ただ」
「性格面か」
「彼はまだ若い」
ダイテツが最初に言うのはそこであった。
「あまりにも厳格で融通が利きません」
「少なくとも生真面目ではある」
それがリーの評判であった。
「それが問題か」
「このロンド=ベルは何分色々な面々がいる部隊です」
それこそがロンド=ベルである。彼が率いていた第一遊撃隊にしろそうであるが。
「ですから。彼に合うかどうか」
「彼は無理にでも合わせるだろう」
しかしミスマルはこう述べるのであった。
「軍人だからな。だからこそ」
「合わせると」
「そういう考えの持ち主だ。安心してくれ」
「わかりました。それでは」
「シロガネはこちらで引き取っておく」
ミスマルはシロガネのことについても言及した。
「それでいいな」
「わかりました。それでは」
「以上だ。他にはパイロットも付けておいた」
「パイロットもですか」
「そうだ。かなり特殊な面々だがな」
そうダイテツに述べる。
「戦力にはなる。期待しておいてくれ」
「わかりました。それでは」
「うむ、頼むぞ」
こうして新たなメンバーがまた加入した。早速彼等がゼダンに到着した。
「全く」
ハガネの艦橋にはそのリーがいた。彼は如何にも面白くないといった顔であった。
「私がロンド=ベルに入るのはいい」
「それは宜しいのですか」
「命令だからだ」
そう部下
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