暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十六話 シークレット=ミッション
[10/22]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「わかったぜ」
「それで」
金髪碧眼で気の強そうな女とインド人のような黒い肌と目の少女が彼の言葉に頷く。そしてもう一人も。
「御願いします」
「カチーナは上だ」
ギリアムは金髪の女カチーナ=タラスクに言う。紫のヒュッケバイン008Lに乗っている。
「わかった」
「ラーダは後方からだ」
「わかりました」
その黒い肌の少女ラーダ=バイラバンは頷く。砲撃用のジュッツバルトにいる。
「ラッセルはフォローだ」
「了解」
最後に戦闘機であるシュヴェール改に乗るラッセル=バーグマンが頷いた。
「私は下だ。それでいいな」
「じゃあさ」
黒人の威勢のよさそうな少女が右肩に砲のあるランドグリーブ=レイブンというマシンから仲間達に告げる。
「いつものフォーメーションでいくよ」
「ああ」
ラーズアングリフ=レイブンからまず返事が返って来た。
「わかった。じゃあそれでな」
「いいわねリオ、リョウト」
黒人の少女は次にヒュッケバイン二機に声をかけた。それぞれガンナーとボクサーになっている。
「それで」
「ええ」
「わかったよ」
リオ=メイロンとリョウト=ヒカワがその少女リルカーラ=ボーグナインに応えた。
「それでいきましょう」
「じゃあ僕がまた」
「行くか、リョウト」
ラーズアングリフのユウキ=ジェグナンがリョウトに声をかけてきた。
「社長の御命令でな」
「うん」
「いつも通りちゃきちゃき行くわよ」
カーラは陽気に告げる。
「敵が来たっていつもなんだから」
「そういえばいつもこんな感じだね」
リョウトはふと思い出したように述べる。
「バルマー戦役の頃から」
「もうすぐあの頃と完全に一緒になるのね」
リオは少し感慨深そうに述べた。
「ロンド=ベルに戻ってね」
「そうね」
カーラはリオのその言葉に頷く。
「あの頃と完全に一緒なのよねえ」
「クスハ達どうしてるかな」
リョウトはクスハ達を思い出した。
「元気にしてるかな」
「ああ、そうらしいぜ」
それにユウキが答える。
「それもかなりな」
「かなりなのね」
リオはそれを聞いて機嫌をよくさせた。
「それは何よりね」
「じゃあさ。早く合流して」
リョウトが告げる。
「また楽しくやろうよ」
「それならばだ」
オウカが皆に述べる。
「わかっているな」
「了解」
「敵を退けて」
「フォーメーションを堅持しろ」
オウカはまた皆に告げる。
「いつも通りだ。いいな」
「はい」
「それじゃあ」
一同動く。そうして二隻の戦艦を軸に迎撃態勢に入った。
「いいか」
ダイテツが一同に告げる。
「円陣で守れ」
「円陣ですか」
「そうだ。そうしてまずは守り切る」
そのつもりであった。
「暫くしたらロンド=ベルが援軍に来てく
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ