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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十六話 シークレット=ミッション
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「つまりは。何処までも最悪な相手ってわけかよ」
ジョナサンは忌々しげに言い捨てた。他の者達と同じく。
「ご立派なことで」
「しかし。だとすると」
クインシィは冷静に言う。
「彼等から一般市民や文化を守る戦いにもなるな」
「そうだね。彼等は本当にやってくるから」
ダバがそのクインシィに答える。
「今後はそうした戦いもあるだろうね」
「嫌な話ね」
アムは露骨に嫌悪感を見せていた。
「この宇宙だってコロニーが一杯あるし。そこを攻撃されたら」
「いや、それは結構簡単だぜ」
だがネックスはこう考えていた。
「簡単?」
「ティターンズと一緒じゃねえか」
今彼等がいるゼダンを本拠地にしていたあの彼等である。
「一般市民を狙うんならよ。それなら」
「あの連中と戦うのと一緒か」
「そういうことさ」
ネックスはヒビキにも答えた。
「別に深刻過ぎるのもよくねえぜ。ある程度は簡単に考えていこうぜ」
「そうね」
シルビーは今の彼の言葉に頷いた。
「それなら」
「では決まりだな」
金竜が話を纏めて言う。
「これからは一般市民を守ってこれまで通りの戦いをする。いいな」
「ああ」
最初にダッカーが頷いた。
「それでいいぜ」
「へっ、俺は違うぜ」
しかし一人だけ違うのがいた。言うまでもなくバサラである。
「熱気バサラ」
カチーナが彼の名を呟く。
「あんた、まさかあれをやるのかよ」
「おう!俺にはこれがあらあ!」
すぐにギターを何処からともなく出してきて叫ぶ。
「グラドスなんだか何だか知らねえが!俺の歌でどいつもこいつも黙らせてやるぜ!」
「こいつの一番凄いところはそれを実行させるところだ」
宙がそのカチーナ達に説明する。
「こいつにはこいつのやり方がある。それは覚えておいてくれ」
「わかりました」
シャインが彼の言葉に頷く。
「それではそのように」
「しかし」
ジノがここで急に出て来た。
「ラトゥーニ嬢にフィオナ嬢、そしてシャイン姫」
花を手にして言う。
「花が揃っていて何よりだ」
「気品のある人ね」
「そうか?」
ラージはフィオナの言葉に首を傾げる。
「ロリコンにしか見えないが」
「それは言わない方がいいぞ」
ラウルが彼に突っ込みを入れる。
「本当のことだと思うからな」
「そうでしょうか」
ミズホが彼の言葉に突っ込みを入れる。
「私はそうは」
「おお、ここにも花が」
ところがジノはミズホを見ても声をあげるのだった。
「可憐な花が一輪。実に素晴らしい」
「・・・・・・そうみたいですね」
「そういうことだ」
ラージはミズホにも言う。ジノのロリコンがすぐにばれてしまった。
皆あれこれ話していると。そこに急報が入って来た。
「皆、すぐに出撃だ」
「どうしたんですか
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