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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十六話 シークレット=ミッション
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ぞ。いいな」
「おっと、そうか。それなら!」
いきなり帽子を飛ばす。それで敵を切り裂いて彼等の戦線への参加としたのであった。
戦いは順調に進んでいた。第一特殊部隊の強さもさることながらやはり援軍の存在が大きかった。とりわけセレーナは一機でもかなりの戦力であった。
「もう貴方は私の虜」
さながら忍者の動きを見せて戦場を駆る。そうして次々と敵を屠っているのだった。
その圧倒的な強さもありバルマーを倒していく。だがここでセレーナの動きが突然止まるのであった。その理由は思わぬところにあった。
「あれっ!?」
「どうしたんだ一体」
皆それに気付く。そしていぶかしむのだった。
「セレーナさん」
エルマも彼女に声をかける。
「どうしたんですか、急に」
「来たわ」
セレーナはその目を鋭くさせて述べるのだった。
「あいつが」
「あいつ!?」
「一体何の話をしているんだ?」
今戦場にSRXチームが到着していた。リュウセイが話を聞いていぶかしんでいた。
「あいつだの何だのって」
「そもそもだ」
ライがここでセレーナに気付いた。
「あれはアレグリアス。どうしてここに」
「アレグリアスっていうとあれか」
リュウセイもアレグリアスのことは知っていた。ロボットマニアとして。
「第四特殊部隊の特別マシンだよな」
「そうだ。だがあの部隊は」
「全滅した筈よ」
アヤが述べてきた。
「謎の部隊の襲撃でね」
「それがどうしてここにいるんだ?」
レビはそれを聞いて目をしばたかせる。
「全滅した筈なんだろう?」
「生き残ったのは私だけなのよ」
セレーナはそうレビに答えた。
「それで今ここにいるのよ」
「そうだったのか」
「それはいいわよ」
だが彼女はそれにはこだわらないようであった。
「けれど。どうして」
「一体どうしたのだ」
ヴィレッタがセレーナのその様子にいぶかしむ。
「我々への合流の為に来たと思うが」
「あんた、よくそんなこと言えるわね」
セレーナは敵意を見せてきた。何とそれはヴィレッタに向けられていたのであった。
「私達の部隊を全滅させておいて」
「何っ!?」
ヴィレッタはそれを聞いて眉を顰めさせた。
「私がだと」
「知らないとは言わせないわよ!」
セレーナは怒りを露わにさせてヴィレッタに突っかかった。
「あんたが率いた赤いマシンの部隊に私の部隊は全滅させられたのよ!隊長も皆も!」
「赤いマシンだと」
ヴィレッタはそれを聞いてもわからなかった。
「何だ、それは」
「バルマーだと思うけれど」
「赤いマシンでバルマー。だとすると」
ヴィレッタはここで己の記憶を辿った。そして出た答えは。
「あれか。ゴラー=ゴレムか」
「ほら、やっぱり知ってるじゃない」
セレーナはそれを聞いてアレグ
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