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茨の王冠を抱く偽りの王
06.攻略
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ふゅーねるを使い扉のロックを解除している。

「シュウ、ペンを出せ。.....お前がGHQに持たされたペンだ。あれを出せ」

ガイが言うと集がためらって出そうとする。すると誰かの声がする。

「気づかれていましたか。どうやら押さずに済んだようですね、桜満君。すこし残念ですが今はありがたい」

後ろから聞き覚えのある声がする。
あの時の紫色の髪の男......嘘界だ。

「貴様が嘘界か」

「始めまして、恙神涯君」

「取引だ。これで衛星を何とかしてやる。その代わり、一連の事件で得た桜満集に関するデータを全て抹消しろ」

ガイはペンを突き出し、嘘界に条件を出す。嘘界はなぜか笑みをこぼす。


「お前のペンのシグナルはルーカサイトに繋がっていたんだ。ボタンを押したらそのペンを表的に発射されるようになっていた。だから、撃つ衛星と落下する衛星、そして標的となるこのペンを一直線に繋げば、うち落とせるはずだ」

「でも、それって誰かが自分を的にするってことじゃないか」



ガイは地上に出るとダムの上のある場所に立つ。

すると、集が巨大な剣のヴォイドを持って、ガイの横に現れる。

『ガイ、大変よ。ルーカサイト1が破壊されると他のルーカサイトがそのペンをめがけて発射されるわ!!』

ってことは集がヴォイドでルーカサイト1を破壊しても何処か他の場所から発射されるってことかよ!?

「ねぇ、王様、みんなを........集を......ガイを救いたい?」

「当たり前だ」

その瞬間、俺の右腕が光り、処刑刀のヴォイドが姿を現す。
その処刑刀は空中へと浮かんでいった。

「王様、私を使って壊れるくらいメチャクチャに」

シオンの胸が光り、その中に右手を入れると、金属の結晶が処刑刀を貫く。

そして、新たなるヴォイドを誕生させた。
見た目は処刑刀だが、結晶化していた部分が銃のような形に変わっていた。

俺は集とガイがいる場所へと向かう。

「集!ガイ!俺も協力する!!」

「ツグミ、発射までの時間と他のルーカサイトの場所は」

『あと、30秒。場所は、落下してるルーカサイトの真逆の方向だよ。みんなを聞こえた、30秒こらえて』

エンドレイブがこちらを狙う。その瞬間エンドレイブを綾瀬のエンドレイブが撃退する。

『今だよ!!』

「うおぉぉぉぉおお!!」

集のヴォイドから電撃のレーザーが放たれる。
それは見事に命中する。

すると後ろに赤い光が徐々に近づいてくる。

「カイ、今だ!!」

「うおぉぉぉぉおおっ!!」

ヴォイドから巨大な斬撃が放たれた。その斬撃は赤い光を砕く。

空に赤い光が消えたとともにオレンジ色の光に変わりそれも時
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