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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十三話 ゲート
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ロがその艦の名を言った。
「間違いない!」
「しかし!」
それにブライトが応える。
「あの艦は雷王星宙域で沈んだはずだ!」
「ああ」
アムロもブライトのその言葉に頷く。それは彼もよく知っていた。
「STMCと共にブラックホールの中へ」
「そ、それが何故こんな所に!?」
カツは頭が混乱していた。
「どうして」
「トーレス」
ブライトは冷静だった。トーレスに声をかけた。
「識別は!?」
「ま、間違いありません!」
だがトーレスは。まさいささか狼狽していた。
「SDF艦隊第零番旗艦ヱクセリヲンです!」
「艦長!」
今度はサエグサが言う。
「ヱクセリヲンから通信が!」
「!!」
「こちらはヱクセリヲン」
聞き覚えのある声であった。
「応答せよ。こちらはヱクセリヲン艦長タシロタツミ」
「間違いない」
「やはり」
ブライトは今己の考えが正しいことを知った。
「間違いないな」
「ああ」
それにアムロが応える。
「しかしこれは。どういうことだ」
「わからない。しかしだ」
アムロに応えて言う。
「どうやら。こちらでも大変なことになりそうだな」
「そうだな。だがまずは」
アムロはここで言った。
「エクセリヲント合流しよう」
「そうだな。まずは」
彼等はとりあえずエクセリヲンと合流してまずはラビアンローズに戻った。そうしてそこで詳しい話に入るのであった。
「というか何が何だか」
トールはラビアンローズに戻るとすぐにこうぼやいた。
「エクセリヲンってあの戦いで沈んだ筈なのに」
「そう、それ」
カズイもそれに相槌を打つ。
「トールみたいにね」
「俺は生きていたんだって」
トールはそう主張する。
「あの時は脱出して」
「あの時は本当に死んだと思ったわよ」
ミリアリアが横から言う。
「心配したんだから」
「御免御免。けれどエクセリヲンは違うだろう?」
「そうだな」
やっとサイが真面目に話をしだした。
「宇宙怪獣との戦いでブラックホールとなった筈なんだが」
「じゃあよお」
ディアッカはあることに気付いた。
「あの宇宙怪獣も実は死んでねえってことか?」
「おい、そりゃマジで洒落にならねえぞ」
それを聞いてジュドーが声をあげる。
「またあんな数を相手にするのかよ」
「そういえばジュドー君達はあの戦いに参加していましたね」
ニコルはふとそこに気付いた。
「かなりの激戦だったそうですが」
「激戦なんてものじゃなかったわよ」
エルがそう言う。
「次から次に出て来て」
「そんなにか」
イザークも今一つ実感が湧かなかった。
「数が多いとは聞いていたが」
「多いなんてものじゃなくてよ」
「そうそう」
ビーチャとモンドが彼に説明する。
「それこそ宇宙が見えねえんだ
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