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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十三話 ゲート
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まり動きはないわね」
マリューは一通り資料を見て述べた。
「今のところは」
「そうだな」
彼女の言葉にアムロが頷く。
「宇宙は比較的穏やかか」
「ですがそれもすぐに、ですね」
ここでミサトが言う。
「おそらくもうバルマーが」
「それだ」
グローバルはそこを指摘する。
「彼等のことだ。間も無くな」
「そうですね」
それにブライトが頷く。
「頃合いだと思います」
「だとするとあれか」
アムロが続く。
「今俺達が宇宙に出たのは」
「僥倖となるかも知れない」
グローバルの言葉はやけに現実味を帯びたものであった。8
「仕掛けてくるとすれば今にもな」
「今にも」
「じゃあすぐにでも」
「戦闘態勢を整えておこう」
グローバルはそう皆に告げた。
「いいわ」
「わかりました」
「それでは」
こうして彼等は宇宙にあがってすぐに戦闘態勢に入った。そうして備えをしていると次の日に彼等のところに報告が入ってきた。
「もうかよ」
ナオトはそれを聞いてシニカルに言った。
「早いだろうとは思ったけれどな」
「それで場所は何処なの?」
「ゼダンとアクシズの中間らしいわ」
ミカがアキラに告げる。
「そうか、何か微妙なところだな」
「じゃあすぐにそこに向かうんだね」
「そうだ」
ケンジはすぐにナミダに言った。
「わかったな」
「了解っ」
「じゃあすぐにでも」
「また兄さんと」
タケルはその中で顔を引き締めさせていた。
「今度こそ。今度こそだ」
「タケル」
ケンジはそのタケルにも声をかけた。
「わかっていると思うが」
「はい」
それがわからない程分別のないタケルではなかった。
「わかってます。焦りはしません」
「頼むぞ、そこは」
「けれど兄さんは絶対に」
「ああ、頑張れ」
今度は暖かい声をかけた。
「御前の望むようにな」
「すいません、いつも」
「いいってことさ」
甲児が笑って彼に言った。
「甲児・・・・・・」
「御前には随分助けてもらってるしな」
「そうだわさ」
ボスも言う。
「おいらの次に活躍してるわよん」
「どっちかっていうよりもボスよりもずっと」
「だよなあ」
「こらっ、御前等が言うんじゃないだわさ」
ボスは後ろで言うヌケとムチャに突っ込みを入れた。
「あっ、すいやせん」
「けれどボス最近はずっと」
「マリンスペイザーにばかり乗っているだわさね」
それは自分でも認める。
「かなり寂しいだわさ」
「ボロットが懐かしいでやんす」
「全く」
「御前等あれがいいのかよ」
ナオトはそれを聞いて三人に突っ込んだ。
「何処がなんだ?」
「あれはあれで役に立つでやんすよ」
「そうそう、意外と」
ヌケとムチャはそうナオトに説明する。
「修理費も安い
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