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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十三話 ゲート
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ロアンはディアッカのその言葉に頷く。
「俺も結構バルマーの連中には偏見あった口だけれどな」
デビットはそう言いながらエイジを見る。
「エイジだったな」
「うん」
エイジはその彼に応えた。
「まあ宜しくな。これから頼むぜ」
「うん、わかったよ。けれど」
「けれど。何かあるのか?」
「僕もあんなことはできないから」
「だからわかってるわよ」
シモーヌが思わず吹き出して言うのだった。
「というかあんなのできる人いないって」
「できたらそもそも何なんだろうねえ」
ユウナはそれについても考える。
「何もないところから針出すし」
「あれは本当に謎です」
ユウナも言う。残月に散々やられたからだ。
「そもそもだぜ」
デビットはさらに言う。
「世の中マスターアジアってのもいるしな」
「シュバルツ=ブルーダーも」
「ああ、あの人達」
エイジも当然彼等のことは知っている。
「俺はあんたがこっちで戦ってくれるのならそれでいいさ。そういうことだ」
「有り難う」
「別に素手で使徒倒したりしないだろ?」
「まさか」
これも既に伝説となっていた。
「僕ができるのはSPTに乗るだけだけれど」
「だったらいいさ。そういうことだ」
「そう。じゃあ」
「あとね」
ここでまたエマリーがエイジに言う。
「はい、何か」
「エイジ君にもプレゼントがあるわ」
そう言ってにこりと笑ってきたのだった。
「プレゼント?何がですか?」
「新型機よ。レイズナーあったわよね」
「ええ」
「それを新たに開発させてもらったの」
「レイズナーをですか」
これにはエイジも驚きを隠せなかった。
「もう」
「アナハイムの技術陣も頑張ったから」
「それでも」
「まあ一度見てみて」
まだ驚きを隠せないエイジに言う。
「凄いから」
「それで。名前は」
「レイズナーマークツー」
エマリーはそのSPTの名を口にした。
「それがこれからの貴方の乗る機体よ」
「レイズナーマークツー」
「これからの戦いはさらに激しくなるだろうしな」
後ろからヘンケンが言う。
「新たな機体は心強いな」
「はい」
「あと空いたレイズナーと改良型もあるけれど」
エマリーはさらに言う。
「どうしようかしら」
「それはこの二人が乗るといいんじゃない?」
シモーヌはデビットとロアンを指し示して言った。
「あたしのドトールはもうレイズナー並の性能があるしね」
「そうね。それじゃあ」
「よし、レイズナーチームだな」
「わかりました」
二人も乗り気であった。こうしてレイズナーチームが結成されたのであった。
新たにSPTのチームも結成された。ロンド=ベルはまずはラビアン=ローズに集結していた。そこでまずは宇宙全体の情報収集を行うのであった。
「あ
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