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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九話 立ち上がれ!勇気ある者達
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ら」
「俺に白羽の矢が立ったのかよ」
「トレーニングのCMを取りたいので」
笑ってまた述べてきた。
「トレーニング用品で。宜しいでしょうか」
「ああ、俺は別にな」
断ることなく頷いてみせた。
「構わないぜ。けれど素人でCMっていうのもな」
「それはそれでいいものです」
顔が敏腕プロデューサーのそれになっていた。
「例えばですね」
「ああ」
「バジルール少佐をモデルに使ってもいいですし」
「ああ、それはわかる」
トウマもそれには頷くことができた。
「あの美と美人でスタイルもいいしな」
「そういうことです。それで貴方は」
「俺は?」
「一生懸命さがいいのですよ」
そう言ってきた。
「一生懸命さが!?」
「それが中々絵になるのですよ」
プロデューサーの顔のまま述べる。
「ですから」
「出てくれってか」
「嫌なら別に構いませんが」
「いや」
そう言われると出たくなるのが人間心理である。流石にアズラエルはそれがわかっていた。
「だから別に構わないって言ってるじゃないか」
「そうですか。では決まりですね」
その言葉を聞いて笑みを変えてきた。にこやかな笑みに。
「貴方がトレーニング用品でサンシロー君は野球」
「やっぱりそれか」
これは容易想像がついた。
「洸君がサッカーで一矢君は空手です」
「それってまんまじゃねえのか?」
甲児がそう突っ込みを入れる。
「しかも声がよ」
「細かいことは気にしてはいけません」
そんなことを気にするアズラエルではなかった。
「ライオンロボ君は僕と共演です」
「あんたとかよ」
「はい、これからのスポーツについて雑誌で対談です」
「何で俺が雑誌で」
「まあ何となくです」
何処までもいい加減に決めていた。
「貴方は元々スポーツも万能でしたしね」
「それはそうだが」
「ならそれで決まりです」
そう述べるのだった。
「では。宜しいですね」
「ああ、わかった」
凱もそれに頷く。
「じゃあそれでいいぜ」
「それではこれで決まりです」
アズラエルはにこやかに笑って述べた。
「それでですね」
「それで?」
またトウマに顔を向けてきたのだった。
「システムLIOHとはどんなものなんでしょうか」
「あんた、それなりに知ってるんじゃないのか?」
「あくまでそれなりです。完全ではありません」
アズラエルはそう反論してきた。
「それで御聞きしたいのですが。どういったものでしょうか」
「俺に言われてもよ」
トウマはアズラエルのその問いに顔を曇らせてきた。
「何ていうかよ」
「わかりませんか」
「ある程度でいいか?」
そう前置きしてきた。
「それならいいけれどよ」
「わかりました。それでは」
その言葉に頷いてから応える。
「宜しく
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