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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七話 インスペクター四天王
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何ブツクサ言ってやがる!」
「対策は可能だ。それが今だ」
「なっ!」
ヴィガジが言うと急に援軍が現われた。インスペクターのマシン達であった。
「な、何でここに」
「備えはしておくものだ」
彼はそう勝平に述べた。
「いざという時の為にな」
「畜生、伏兵ってやつかよ」
「ってわかってたでしょ?」
「いつものことだろうが」
恵子と宇宙太が勝平に言う。
「何を今更」
「驚くことか」
「まあ驚いてはねえけれどよ」
彼もそれには驚いてはいない。平気な顔である。
「けれどまた出て来てよ。うざいっていうかよ」
「じゃあ倒せばいいだけさ」
万丈はいつもの軽い調子で勝平に言った。
「いつも通りね。それじゃあ」
「ええ万丈さん」
「ここは力を合わせて」
「うん。じゃあ勝平君」
恵子と宇宙太の言葉を受けて勝平にも声をかける。
「背中合わせで行こうか」
「よし、じゃあ派手にやるぜ!」
ザンボットとダイターンが背中を合わせる。そうして周りに群がるインスペクターのマシンを次々に薙ぎ倒していくのであった。二機のマシンだけでロンド=ベルはかなりの戦火を挙げていた。
だがそれを見てもヴィガジは冷静であった。落ち着いたまま言う。
「強さはわかった。予想以上だ」
「データは揃ったんだな」
「うむ」
通信に出て来たメキボスに答える。
「ここでの仕事は終わりだが」
「おっと、それはまだだな」
ここでメキボスはこう言ってきた。
「まだだと?」
「俺達の仕事がな」
「終わりじゃないじゃない」
「アギーハ」
アギーハも通信に出て来た。
「今そっちに出る」
「シカログも一緒だよ」
「・・・・・・・・・」
モニターにシカログの姿も映った。すると新たに三機のマシンが戦場に姿を現わした。
「また出たのかよ」
マサキが彼等の姿を見て言った。
「やいインスペクター!」
「何だ?」
メキボスが彼に応える。
「俺達に言いたいことがあるようだな」
「あるから言ってるんだよ!」
マサキは遠慮なく言う。8
「手前等一体何者だ!名乗りやがれ!」
「おいおい、また随分と血の気の多い奴だな」
メキボスは感情を露わにするマサキに対して苦笑いを浮かべた。
「別にそんなに怒らなくてもちゃんと名乗ることは名乗るぜ」
「そうよ。その為に来たんだし」
「その為に!?」
リューネがアギーハの声に反応を示した。
「じゃああんた達。何者なんだよ」
「少なくともインスペクターでかなりの地位にあるのはわかる」
ヤンロンの読みは当たっていた。
「そうだな」
「如何にも」
メキボスが彼に答える。
「俺の名はメキボス」
まずはメキボスが名乗った。
「あたしはアギーハ」
「・・・・・・・・・」
アギーハが名乗ってもシカログは名乗
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