暁 〜小説投稿サイト〜
チン世界の月。変態として生きていく為にー全年齢向けバージョン
なんかジャンプ作品みたいになってきた
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たらしく今は僕のベットの中で寝息を浮かべている。アイドルと言っても寝顔はあどけない物だ。起きてる時のミサは恐いけど寝顔は素直に可愛いと思うさ。




どれだけそうしていただろう。東の空がうっすら明るくなり始めた頃リュークが遂に口を開いた。その目には最早葛藤の色は無く決意を宿した色に見える。

「太郎は・・鏡太郎は一度死んでいる。それ故俺は契約相手とは言えあいつを常に見ている必要は無いし、オリジナルのデスノートも俺の所有物でありながらあいつの所有物でもある不思議な状態なんだ。鏡太郎は人間でありながら人間じゃなく勿論死神でも無い希有な存在なんだ。あいつの事は死神界のみならず俺らの側の世界全体でも最大のタブーなんだ。そうタブーなんだよ・・・すまんちょっとリンゴ食わせてくれ」

「リューク良く分からない。どういう事だ?」

「天国も地獄にも行けないデスノートを使った人間が死後どうなるか俺も知らない。他の死神も知らないし死神大王のジジイですらも知らないと思う。だが鏡太郎はそれを知っている。分かるか月?あいつは人間はおろか俺ら死神ですら知らない、いや知ってはいけない事を知っているだ。そしてこれはあくまで俺の予想だがレムが死神の殺し方を知ってる様に鏡太郎は死神が何故生まれるかを、そして何故存在しているかを知っているかもしれない。」

死神が何故生まれるか、何故存在しているかだと?
リュークの言葉は僕を思索の海に叩き込むのに充分すぎる物だった。
長い長い思索の時間に今度はリュークが僕の沈黙を待つ形となった。

リュークの投げかけた言葉から導き出される答えはそんなに難しくない。結果はすぐに出たのだがその導き出された結果を最初僕は否定し僕は恐怖し戦慄し言葉を失ったのだ


幾度もかぶりを振り否定しようとするがそれは無駄な努力と言えた。どれだけ否定しようとも考えて出る答えは一つにすぎなっかた。長い逡巡の果てそれでも覚悟を決めた僕はリュークに伝える。それを言えば後戻りする事が出来なくなるかもしれない言葉を

「リューク。その鏡太郎に会わせてくれ。」

その言葉は予測されていたのだろう。リュークはすぐに答えを出してくれた。


「ああいいぜ。向こうも月と会いたがっている。だが後悔はしないか?なんとなく分かってしまったんだろ?」

「何を今更、何時如何なる時でも僕のチン世界への決意と情熱はは変わらないんだよ。例えどうなってもそれはやり遂げて見せるさ。リューク此処は改めて言おうと思う。良いかよく聞け、僕はチン世界の神になる!!」


リュークが笑顔になった。何時もの嫌らしい人を小馬鹿にした様な笑みでは無く本当に心からも笑顔だ、こいつこんな笑顔も出来たんだなと変に感心する


「今まで真面目な話してたのに結局それかよ
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