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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第二話 激戦のプレリュード
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うさん」
「撃墜した機体からは戦死者も捕虜も得られなかったそうよ」
「逃げられたってわけか」
「ええ、多分ね」
めぐみは一平にそう述べた。
「脱出装置がいいらしくて」
「そうか。手懸かりはなしか」
健一はそれを聞いて残念そうに述べた。
「仕方がないな、それは」
「そうだよな。手懸かりが何もないっていうのは辛いけれどな」
「ああ。それでも戦うしかない」
健一は豹馬にも述べた。
「そのうち色々とわかるだろうしな」
「やれやれ。何か宇宙からどんどん出て来るぜ」
豹馬はそこまで聞いて大きく溜息を吐き出した。
「何か相手するだけでもあれだよな」
「そういえばだ」
神宮寺がここでふと気付いた。
「バルマーの中にはまだキャンベル星人もボアザンもいたな」
「彼等だけではありません」
それに麗が付け加える。
「ポセイダル軍もまた」
「そこにあれよね」
マリは顔を曇らせて述べる。
「バルマー自体も健在だし」
「その通りです。その戦力はまだまだあると思います」
猿丸が彼女に答える。
「彼等との戦いもあります」
「何だ、今までと大して変わらねえじゃねえか」
豹馬はそこまで聞いてまた溜息をついた。
「地球での戦いがやっと終わったって思ったらよ」
「戦力的にはこれからの方が大変なんじゃないかしら」
ちずるは悲観的なことを述べてきた。
「惑星間に跨る勢力ばかりだし」
「そうですね」
彼女の言葉に洸が同意して頷く。
「インスペクターにしろそれは間違いないようですし」
「何や、洒落ならん事態は一緒かいな」
「そうですね」
小介が十三に言う。
「結局は」
「では気合を入れる必要があるでごわすな」
「そうだな。俺達も気合入れて行くか」
神宮寺は大作の言葉に応えた。
「これからもな」
「そうですね。ところで」
「どうした?」
皆麗の言葉に顔を向けてきた。
「新たなメンバーが加わるそうです」
「新たな!?」
「はい、エイジさんのレイズナーを研究して新たなマシンを開発しまして」
「新たな」
「そうです。明日こちらに到着するそうです」
「それは有り難いな」
健一はまずはそれを素直に喜んだ。
「今は一人でも人手が必要だからな」
「そうよね。ブルーガーだって大忙しだし」
マリが言う。
「一人でも多くいたらそれだけ助かるわ」
「マリの言う通りだな。けれど」
「何?」
マリは洸の言葉に顔を向けてきた。
「何にしろ大所帯なのは変わらないんだな」
「けれどそれがいいんじゃない」
まぐみが彼に言う。
「賑やかになって」
「かなり個性派も多いしね」
「けれどそれもまたよしでごわす」
日吉と大次郎は笑っていた。
「そうだな。メンバーは多い方が何かといい」
一平も笑って述べる。
「何
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