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いろいろおかしい第四次聖杯戦争
本編
1話〜いざ冬木へ〜セイバー陣営
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よ、アイリ。」


(早くここから抜け出したい………)
と悲痛な叫びをアイリに目で訴えるが、結局は二時間も連れまわされるクレスであった。


―――アサシン陣営―――





アサシンは海浜公園近くの倉庫街で殺気を放っていた。


「(なあ、本当にこんなんで敵がくるのかよ、キレイ。)」
「(無論だ。ここまで気配を大きくしていれば近づく輩は必ずいる。)」


と、そのときだった。アサシンの前に白と紫の制服らしきものを着た、サングラスの男が現れた。


「そこのお嬢さんかーい?さっきから殺気ばらまいてるのは?」


今、聖杯戦争の第一夜が始まろうとしていた。
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