スーパーロボット大戦OGs
0097話
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のは、ハガネの艦長であるダイテツ・ミナセだった。
「今回の目的はこのサマ基地の奪還。無意味に戦う必要はない」
「ハガネ部隊の指揮官としての発言と思って構わないな?」
「うむ、構わん」
良し。取りあえずこれでハガネの方は大丈夫だな。後はベルゲルミル3機をどうにかしないとな。
「……聞いていたな? この場での戦闘は終わりだ。アースクレイドルに戻るぞ」
「僕が愚かなヒトの命令を聞くと思っているのか?」
スリサズのベルゲルミルが、持っていたライフルの銃口をこちらへと向けてくる、
「お前等の父さんから頼まれて連れ戻しに来たんだが……それはフェフ博士に反逆するという認識でいいんだな?」
「スリサズ、やめろ。もしあの男の言っている事が本当なら」
「ウルズは黙っててくれないかな。こいつが本当の事を言っているとも限らないだろう? 下等な人間の分際で妙に偉そうだし、少し躾が必要だ。気になるんなら、ウルズは戻ればいい。アンサズはどうする?」
「僕はどっちでもいいけど……ま、ここはスリサズの躾とやらを見学させて貰うよ」
「2人共……」
「それに、無能な人間は少しずつでも駆除しないといけないしね。僕達の間で話し合って決めた事に異存があるのかい?」
「……いいだろう。僕は先にアースクレイドルに戻らせて貰う」
ウルズはそう言うと、そのまま戦場から飛び去っていく。残るのは俺と戦う気満々のスリサズに、それを眺めて楽しむアンサズのみ、か。
「俺と戦うのは別に構わないが、お前達の機体の性能をハガネに見せつける事になっても構わないんだな?」
俺の質問はスリサズとアンサズの嘲笑で返される。
「聞いたかい、アンサズ。あいつ、僕と互角な気でいるよ?」
「しょうがないさ。所詮は僕らより下等なヒトだ。パパとは違うのさ」
「甘ったれた糞ガキどもが。己の分、というものを弁えさせてやるよ」
「……僕等のような新世代の人類であるマシンナリー・チルドレンに向かってあの口の利き方。やっぱり躾が必要なようだね」
スリサズのベルゲルミルが、再度銃口をこちらへと向ける。アンサズのベルゲルミルは高見の見物をする為に少し離れた場所へと移動する。
「僕等が君たちのような下劣なヒトとは違うと言う事をその身をもって理解してもらおうか。ゲイム・システム、フルコンタクト!!」
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