第十話 推理漫画その四
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してやるけれど。その前に」
「そうそう、派手に描いてやるわよ」
そんな話をしながら描いていく。かなり楽しそうだ。
だがそれを見て怯える顔をしているのがいた。クラスの男組である。
「ううん、何て言うのかな」
スターリングが苦笑いを浮かべていた。
「確かにミンチン先生やラビニアさんには問題があるけれどあれはちょっとね」
「いや、かなり楽しそうだぜあれ」
タムタムも言う。
「嬉々として描いてるじゃねえか」
「女って怖いな」
「ああ」
ベンの言葉にマルコが頷く。これが結論であった。
「本当にな」
そんな話をしながらアン達を見ている。見られている方はそんなことは意に介さずきゃっきゃっと笑いながら漫画のネームの打ち合わせをしていた。
推理漫画 完
2006・10・12
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