後日談11 新学期
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リア。
しかし姉の威厳が感じられないのは余り成長してない体のせいなのか………
「何を考えた………?」
「何も………」
だから背中に当てているナイフはしまってください………
「しかしレイは大きくなりましたね」
「そうか?」
とは言うものの、身長は180cm近くあるので大きいは大きい。
しかし恐らく止まってるだろうな身長………
「さて、クラス表は………」
そう言った瞬間、4人の空気に緊張が走る。
例えるなら試験の結果発表を見るような感じだ。
3人は俺と別れたくないと思ってくれてると思うので分かるのだが、何故にフェリアまで?
「とりあえず俺は………また1組か………しかもシャイデ………」
運が良いのか悪いのか………
「あっ、僕達の名前あるよ!」
そんな中、ライの大きな声が響き渡る。
「本当です!」
「我の名前もある!」
どうやら星達と今年も一緒みたいだ。
「ふむ、私もAクラスだ。………シャイデ、何か裏工作でもしてないか?」
確かにフェリアの言う通り。こんなに揃うのはどう考えてもおかしい気がする。
真意は不明だが、シャイデは結構この学園でも結構な権力を持っているらしく、シャイデの言うことは絶対と言うほどらしい。
………本当かね?
「他には………はやて、アリサ、フェイト、なのは、すずか、加奈が同じクラスみたいだね。男子でレイの数少ない友達は………」
「ちょっと、ライさん!?その言い方は流石に無いんじゃないんですか!?」
「………桐谷とあの変態君しかいない」
「何、俺の交友関係は桐谷と変態だけ………?」
しかも未だにライにとって神崎は変態扱いなんだな………
「というか前のクラスと殆ど変わっていませんね」
「加奈と桐谷が入っただけで、魔導師は魔導師で集められたと言った感じだな」
星と夜美の言う通り。
これもシャイデ効果なのか………?
「いや〜また同じクラスで私嬉しいわ〜」
と朝からハイテンションで笑うはやて。
「私も………まあなのは達と同じクラスになれて嬉しいわね」
「そうだね、また一年よろしくね」
「うん、よろしく!」
と魔導師達とアリサ、すずかが盛り上がる中、俺の机の近くに集まる転生者+マテ娘達。
「でも良かったね加奈、桐谷。2人共、今度は同じクラスで」
「ええ、よろしくねみんな」
「1年間よろしくな」
「ええ、よろしくお願いします」
「よろしく頼む」
「よろしく桐谷、加奈」
気軽に返したフェリアだったが、俺達有栖家の面々には心の内では浮かれているのが分かった。
(フェリア、嬉しそうだな………)
(当たり前です、フェリアにとってチャン
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