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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第12話 機動六課入隊試験
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つも通り。スバルがクロスレンジに突っ込み、ティアナが援護。
エリオとガリューも動くがそれよりもスバルの方が速く、先に到達した。
「ジルディス、ブレイドフォーム」
お馴染みの大剣。自身の魔力を開放した事によりいつも以上の魔力が帯びていた。
「一点必中………ディバインバスター!!」
そんな大悟に向かって、魔力を溜めた拳を大悟に向かって放つスバル。
放った後も、自分のローラーで滑るように大悟の後ろへ周りこもうと動く………が、
「ふん」
スバルの放ったディバインバスターを上から一閃。
バッサリと砲撃魔法が寸断された。
「そんなの分かりきってる!!」
更に拳を深く構えたスバルが大悟の腰に向かって拳を突き出す。
「インパクト………バンカー!!」
そのまま拳を突き出すが………
「………へえ、直撃した瞬間溜めた魔力を撃ち込むか………これは桐谷が教えたのかな?」
「うそ………」
バリアブレイクすら可能なスバルの攻撃を大悟は涼しい顔して大剣で受け止めた。
「くっ………」
「スバル、バック!!」
ティアナの声が聞こえて直ぐにその場からバックステップ。
その瞬間に大悟のいる場所に煙が巻き起こった。
「ティア、どうして!?」
ティアナの元へ一旦下がったスバルはティアナに直ぐに不満をこぼした。
「攻撃が通じない状態で無闇に連撃しない、反撃でやられるわ!!、一撃でも喰らった負けと思いなさい!!」
「無茶な事を言うよティアは………だったらちゃんと援護してね」
「任せなさい!!」
その返事を聞いて再び煙の中に向かっていこうとするスバルだったが、その前に大悟に向かっていく2つの影があった。
「でやああああ!!!」
「………!!」
勢い良く槍を振るう少年と無言で拳を突き出す虫の戦士。
エリオとガリューである。
『ガリューはそのまま真っ直ぐ連打を浴びせろ!!エリオはブーストと共に、雷撃を中心とした攻撃を。作戦通りに頼むな!!エレメンタルブースト!!』
エローシュが念話でそう言うとエリオとガリューがそれぞれ光に包まれる。
エリオは黄色、ガリューは緑。
それぞれ雷と風の付加を得たのだ。
「おっ!!」
大剣で煙を吹き飛ばした大悟は向かってきたガリューに少し驚きながらも大剣を地面に突き刺し、拳でガリューの連打に反応する。
「!?」
「流石に重い攻撃だな………しかも速いし」
「うそ!?速さの上がったガリューの攻撃を素手で打ち合ってる!!」
ガリューを召喚したルーテシアが別の虫を召喚しようとして準備をしながらその光景を見て驚く。
「予想より更に上を行くな………キャロ、準備は?」
「うん、大丈夫!!」
「よし、真
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