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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二次篇最終部 第一部 孫光龍
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か」
こう言ってきた。
「そのどちらかです。私達は選ばなくてはなりません」
「それじゃあやっぱり」
「そうだな」
グローバルがここで言った。
「ガンエデンを破壊するしかない。未来の為に」
「現在ガンエデンは結界の展開準備中だと思われる」
大河がまた説明する。
「そしてそれが終われば」
「イルイの言葉通り地球が外界から遮断されることになるだろう」
大文字もまた。それは厳然たる事実であった。
「その結界とはそれ程強力なものなんですか?」
「貴方も様々な現象を引き起こしたクストースの力を知っておられると思いますが」
「あ、ああ」
カミーユはシュウの言葉に頷いた。
「ガンエデンは彼等の主です。あの三体以上の力を駆使して地球を封印すると考えておいた方がいいでしょう」
「しかしよ、シュウ」
マサキがここで言ってきた。
「ガンエデンを倒すってことはイルイも」
「そういうことになります」
「助けられないの!?」
ミオがそれに問う。
「それって若しかして」
「彼女を助けるたいですか」
「当たり前だ!」
マサキはそうシュウに叫んだ。
「イルイはあんなことを言うような娘じゃねえ!ガンエデンに取り込まれてるに決まってるだろ!」
「それではマサキ」
シュウはそのマサキに対して告げる。
「イルイがガンエデンというシステムの一部だとしたらどうですか?」
「システムの一部だと!?」
「そうです。子供の姿が私達に心理的影響を及ぼすように計算されているとしたら。どうなのですか」
「うっ・・・・・・」
この言葉にはマサキだけでなく皆が詰まった。シュウはまるで彼等に何かを迫っているかのようであった。
「その場合は」
「それでもだよ!」
ヒメがここで叫んだ。
「私はイルイを信じる!」
そう主張する。
「私達と一緒にいた頃のイルイを!」
「そうだな」
勇が最初にヒメのその言葉に同意を見せた。
「俺もだ。イルイを信じる」
「勇・・・・・・」
「だってそうだろう?一緒にいたんだ、だから」
「そうね」
次に頷いたのはフレイだった。4
「イルイちゃんを信じないと。私達が」
「そうだ、私達が」
カガリも言う。
「私達がイルイを信じないでどうするんだ、他に誰が」
「いいんだね、カガリ」
ユウナがここでカガリに問う。
「それはオーブ国家元首の言葉になるよ」
「構わない!」
カガリは毅然としてユウナに言葉を返す。
「そのつもりだ!私はイルイを助けに行くぞ!」
「わかったよ。それじゃあ僕も」
「ユウナ・・・・・・」
「オーブは世界を救う為に国家元首とクサナギで戦いに向かう。外交戦略としては最高だね」」
「済まない・・・・・・」
「何、これでいいさ。ここでカガリが怯んだらどうしようかって思っていたん
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