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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二次篇最終部 第一部 孫光龍
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、そして貴方達の主」
「!!」
「この星に住む者達にガンエデンの加護を」
「イルイ!!」
「イルイちゃん!!」
「パラルの園で貴方達を待っています」
イルイは彼等に告げる。
「そして私の僕達と共に最後の楽園を護りましょう」
イルイは姿を消した。後には三匹の僕と孫が残っていた。
孫は彼等の前にいる。そうして言うのだった。
「吉報を待っているよ。僕としても争うつもりはないし」
そう言い残して姿を消す。僕達も同じだった。
後に残ったロンド=ベルの者達は厳しい現実を突き付けられていた。とりあえず集まったまま話をするのであった。
「本日四時三十四分のことだ」
大河が今入ってきたニュースを一同に告げる。
「アラビア半島北西部の上空に全長約一キロメートルの岩塊が出現した」
「それがガンエデン?」
「いえ」
シュウがブライトに応える。
「彼女の言葉を借りるならバラルの園でしょう」
「バラルの園・・・・・・」
「その形状は例えるなら空中庭園。偵察衛星の映像では中央に巨大な塔や遺跡らしき物が確認されている」
大河はまた告げた。
「おそらくはそれがガンエデンやクストースの本拠地です」
シュウは一同にそう説明する。
「そこに間違いなく彼女達がいます」
「間違いなくそこに
「イルイ達が」
ロンド=ベルの者達はそれを聞いて呟く。
「ガンエデンに動きは?」
ラクスがシュウに問う。
「彼等は今は何を」
「今のところは何も」
シュウは彼女にそう述べる。
「バラルの園も特定ポイントに固定されたままです」
「おそらく結界の展開準備をしているのだろうな」
サコンはそう分析していた。そこから出される結論は。
「地球を封印する為に、ですね」
アズラエルは言った。
「だからこそ」
「ガンエデンは、いえイルイは私達人類にとって味方、それとも敵なのでしょうか?」
「微妙なところです」
シュウはまたラクスに言う。
「敵でもなく味方でもなく?」
「いえ、そこが微妙なのです」
シュウはまた言う。
「ですが少なくともイルイの話でクストースの謎が幾つか解けました」
「謎とは」
「一体」
「まず彼等が殆どと言っていい程貴方達の前にしか姿を現さなかった理由です」
「それは何故」
言われてみればそうだった。これもまた非常に不思議なことだった。
「それは自分達の主であるイルイがロンド=ベルにいたからです」
「成程」
シナプスはそれを聞いて頷く。
「彼女と我々を助ける為にか」
「そうです。そして過去の文献や伝説、神話等に彼らの記録がなかったのは」
そしてまた述べる。
「単純にあのバラルの園でずっと眠っていたか封印されていたかでしょう」
「いや、ちょっと待ってくれ」
「どうしたんだ、イザーク」
ディアッカがイ
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