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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二次篇最終部 第一部 孫光龍
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ぐらかしてきた。
「それがはっきりするのはこれからだね」
「これから!?」
「それは一体」
「それは今我が主が言ってくれるよ」
「主!?」
「そこにいる彼は知っている筈だよ」
孫は今度はシュウを見て言ってきた。
「そうだろう?シュウ=シラカワ博士」
「そうです。その神とは」
「一体誰なんだ!?」
「!?」
「まさか」
ここでクスハとブリットは同時に何かを感じた。
「この感じ、この念は」
「ああ、間違いない」
気付いたのは彼等だけではなかった。他の者達もそうだった。
「このオーラは」
「まさか。神とは」
シーラとエレも気付いていた。光達もまた。
「そんな、こんなことが」
「嘘でしょ!?」
「けれど。これは」
感じられるものは皆感じていた。同じものを。彼等は今姿を現わそうとしている神が何者なのか、嫌が応でも感じていたのであった。
「幾多の剣達よ」
その声が彼等に声をかける。
「貴方達のおかげでこの星は救われました。そう、地球は多くの人々の想いに支えられたロンド=ベルによって救われ新たな時代を迎えたのです」
「新たな時代!?」
ダバがその言葉に目を顰めさせる。
「何なんだ、それは」
「それ以前に君は何者なんだ?」
マサトが問う。彼は感じてはいなかった。
「クストースを従えた君は」
「大変よ」
ヒメがここでそのマサトに言う。
「大変!?何が」
「感じてる筈だよ、もう皆」
「あ、ああ」
ギュネイがその言葉に頷いてきた。
「この感じ、知ってるような気がする」
「お、俺もだ」
「俺にもわかるぞ」
甲児と凱も言ってきた。
「この感じは」
「あ、ああ。間違いない」
そして一矢も。もう皆わかっていた。
「あれは・・・・・・」
「イルイちゃん」
シーブックとセシリーが言った。他には有り得ない感触であった。
「そうです、私はイルイ」
神々しい美女が姿を現わしてきた。
「貴方達と束の間の時を共にした者です」
「どうしてそんなところに」
「一体どういうことなの!?」
アラドとゼオラが彼女に問う。
「それにその姿・・・・・・」
「どうして」
「これが私の本当の姿」
イルイはそう彼等に語る。
「イルイ=ガンエデン」
「ガンエデン!?」
「そう、私は地球の守護者イルイ=ガンエデン」
今度はタケルに答えた。
「それが私の名であり役目です」
「地球の守護者!?君が」
「まさか」
「いえ、そうなのです」
コウとチャックに答える。
「私はパラルの主でありマシアフ。貴方達と同じくこの星を護ることを使命とする者」
「俺達と同じだと」
「そうです。ゼンガー=ゾンバルトよ」
今はゼンガーを見ていた。その心で。
「私は貴方達の存在を知り幼子の姿で接触したのです」

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