第百六十話 何時か星の海へ
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た超能力者。今までずっと私達を守るために生命を懸けて戦ってきたのよ!」
「護君が・・・・・・!」
「そんな!」
「そうなの。だから皆も応援して!」
華はそう彼等に頼む。
「地球人の友達として!」
新種の力が護を押す。護はそれに防戦一方になる。
「う、うう!」
「護君!!」
その護に華が声をかける。
「頑張れ護!」
そして末男も。
「もう少しよ!もう少しだけ我慢しなさい!」
「負けるなーっ!」
レイコと数納も。護もまた彼等の言葉を受ける。
「皆・・・・・・わかったよ!」
その言葉が何よりの力だった。それを受けた彼は。
「はああああっ!!」
ありったけの力を出す。それで新種を防ぐ。
「護!」
「負けんじゃねえぞ護!!」
ロンド=ベルの面々はその護を応援する。今彼等の心が一つになった。
そして凱も。今それが勇気になる。
「護!御前の勇気受け取ったぞ!!」
「凱兄ちゃん!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
叫ぶ。これまでにない叫びを地球に、銀河に轟かせる。
「ファイナルッ!フュゥゥゥジョォォォォォォンッ!!」
ファイナルフュージョンが展開される。仲間達が次々と合身していく。彼はその中今最強最後の勇者になろうとしていた。
「合体完了!」
白い光と共に叫ぶ。
「ガオ!ガイ!ガァァァァッ!!」
「やった・・・・・・凱兄ちゃん!」
「護!」
今まで護ってくれた小さな勇者に対して言う。
「後は俺達に任せろ!」
「うん・・・・・・」
護は引き下がる。そうして今最後の戦いのゴングが鳴った。
「やることはやった」
火麻が言う。
「勝っても負けても思い残すことはねえ!」
「勇者よ!」
大河もまた叫ぶ。
「生命あるもの全ての未来を頼むぞ!」
「わかった!」
「凱!」
雷牙博士もまた凱に言う。
「ガオガイガーでも物質昇華は完全には防ぎきれん!攻撃は六回が限度だと思え!」
「了解!機界新種、命を返してもらうぞ!!」
渾身の攻撃を放つ。まずは。
「ブロオオオオオオオゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン、マグナムッッッッッッ!」
それが新種を貫く。あと五回だった。
「まだ倒れないか!それなら!」
次はドリルニーを放つ。そうして今全てを捨てて攻撃を放っていた。
護はこの時後方で傷ついた身体を休めていた、しかしそこに誰かが来た。
「動かないで」
それは少女の声であった。
「貴方は傷ついています」
「き、君は」
また何かが起ころうとしていた。それは何かまではわかってはいなかった。
既に凱は五回の攻撃を終えていた。仲間達はそこまでで力尽きてしまっていた。
「残るは俺一人」
凱はかろじて立ちながら言う。
「しかし!この一撃!最後の一撃で!」
その中で彼は叫ぶ。
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