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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十九話 勇気ある者達の誓い
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「ちょっとはダメージになるでしょうね!」
「喰らえ!」
四人はバスターランチャーを斉射する。それはZマスターの胸を撃つ。
「ありったけのビームライフルを撃ち込め!」
グローバルが全軍に命じる。
「全弾だ!これが最後と思ってな!」
「はい!」
クローディアがその言葉に頷く。
「接近戦を得意とする者は一撃離脱だ!」
彼はこうも指示を出す。
「三分で全てを決める!」
「了解!」
皆渾身の攻撃を続ける。その中でジェイが出て来た。
「マイナス思念と呼ばれる負の感情こそ生きている証!」
彼は叫びながら全ての砲門を開く。
「それなくして何の生命か!」
「だからこそ生命体は機械と融合を果たした」
Zマスターは相変わらずこう言うだけだった。
「次なる次元に向かうために」
「そんなものは逃げでしかない!」
「やがて訪れる破滅の日を乗り越えるための最善の策。理解出来ぬのなら滅びよ!」
「滅びるのは貴様だ!受けよ!」
今ジェイは全ての力を放ってきた。
「これが・・・・・・命の力だ!」
全砲門から攻撃を放つ。ここで遂にZマスターの巨体が揺らいだ。
「ムウッ!?」
「効いている!?」
「ああ、間違いない」
シーブックがセシリーに答える。
「効いている、間違いない」
「そうね。それじゃあ希望はあるわ」
「だからこそだ!希望を捨てるな!」
フォッカーが叫ぶ。
「俺達が敗れれば後がないんだからな!」
「はい!」
「だからこそ・・・・・・!」
さらに攻撃を続ける。一旦揺らげばそこからは速かった。さしものZマスターにも疲れが見えてきた。彼等は希望を遂に掴もうとしてきた。
「あと一分だ!」
大河がここで叫ぶ。
「あと一分で倒す!いいな!」
「了解!」
「もうすぐだ!」
「喰らえ・・・・・・!」
アキトが特攻気味に接近して零距離で攻撃を浴びせた。
「これならどうだ!」
「アキトがやるなら私も!」
ユリカもすぐに動いた。ナデシコを向かわせる。
「グラビティブラスト!発射です!」
「はい」
何故か答えるルリは微かに笑っていた。
「皆で勝利を掴む為に」
「そういうことです!だから!」
「発射です!」
「はい」
メグミに答えるルリの声は微かに感情が見られた。普段の彼女とは違っていた。
グラビティブラストも受ける。遂にZマスターの動きが止まった。
「よし!」
「うおおおおおおおおおおーーーーーーーーっ!」
凱がここで突っ込む。
「これで決める!」
「くっ、まだ戦うというのか。未来を見ずに」
「未来はもう見ている!」
凱は突撃しながら答える。
「俺達の未来!命ある者の未来を!」
「マイナス思念は宇宙に滅びを与える」
Zマスターはまたしても言った。
「生命体はマイナス思念を持たぬ機
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