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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十九話 勇気ある者達の誓い
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!!まずいよこれ!!」
「気をつけろ!」
「ジェイ、何だ!」
凱は彼に問う。
「奴が・・・・・・奴が機界三十一原種の全集合体、Zマスターだ!」
「Zマスター!?」
ジェイのその言葉に顔を向ける。ジェイは彼に説明を続ける。
「原種達は三十一体にして一つの存在。それぞれが全宇宙の機界昇華を司るZマスターの一部なのだ」
「そうだったのか」
「そうだ。しかし」
ジェイだけではなかった。戒道もその顔を強張らせていた。
「まさか・・・・・・原種がクリスタルから再生するとは!」
「な、何が起きるの!?」
「わからない。だが」
ジュンの言葉に普段は冷静沈着な鉄也も深刻な顔を見せている。
「恐ろしいことが起ころうとしている」
「合体した原種は機界昇華を数百倍のスピードで行うことが出来る」
ジェイは言う。
「それがもし木星の持つパワーを利用しているとしたら」
「おい、それってまさか」
「間違いない」
大介が甲児に答える。
「僕達は星を」
「その通りだ」
大河がここで彼等に述べる。
「我々は木星そのものを相手にすることになる!」
「うわっ!」
「くっ!」
ここで強烈な光が放たれた。そうして今巨大な一つ目の異形の巨人が姿を現わした。
「あ、あれが」
「機界三十一原種の集合体」
洸と一矢はそれを見て言う。
「Zマスターなのか!?」
そして竜馬も。多くの戦いを生き抜いてきた彼等もZマスターの巨大さと感じられるプレッシャーには言葉がなかった。呆然とさえしていた。
「Zマスターの周辺に大量の素粒子Z0を確認!!」
猿頭寺が報告する。
「ゾンダー粒子デス!」
「奴め、機界昇華をはじめる気か!!」
雷牙博士はスワンの言葉を聞いて言う。
「見るがいい」
ここでZマスターは言ってきた。声にまで恐ろしい力が感じられた。
「ザ=パワーによってマスタープログラム再結合を果たしたこの力を。そして」
「そして!?」
「我が分身達よ、青の星へ」
「何っ!?」
「一体何が!?」
また不思議な力が放たれる。それが今地球に向けられた。
「ESウインドウが開かれまシタ!」
「いかん!」
雷牙博士はスワンの言葉を聞いて叫ぶ。
「Zマスターは地球全土にゾンダー粒子をばらまく気だぞ!!」
「何ですって!?」
「そ、それじゃ防ぎようがないよ!」
アスカとシンジはそれを聞いて叫ぶ。
「どうすればいいのじゃ!」
童夢のアスカもこれには言葉もない。
「こんなことが起こるとは」
「まさか・・・・・・」
イーグルもタトラも言葉もない。だが確かにあまりにも大きな力が放たれたのは事実だった。それはもう避けられないものだと思われた。しかし。
「諦めんな!」
イサムが叫ぶ。
「だったらこっちもESウインドウに突っ込むまでだ
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