第61話 =すずらん亭=
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りか比較的に翅は震えだし、無事に俺も随意飛行
をものにすることが出来た。…恥ずかしさでいっぱいだったけど…。
「…あ、ありがとうございます……」
「礼にはおよばないさ。リーファたちでさえ苦戦していたサラマンダーを瞬殺したんだ。傭兵として雇いたいくらいだ」
あ、なるほど…さっきのあれはそのための行為ってことか?そうでなければ不信感を抱いて終わりだろう。
「それはありがたいけど……」
そうなると自由にこの世界で動くと言うことは難しくなってくると思う。
「俺には行かなきゃいけないところがあるんです」
「…そのための随意飛行、というわけか?」
「…はい」
コントローラに限界はない、なんて言ってたけどここからコントローラでは確実に足を引っ張ってしまう。それだけは絶対に嫌
だ。キリトの剣としているためにはアイツと対等じゃないと…。
「そうか……じゃあ、またいつか」
そういい、サクヤさんはスイルベーンで一番綺麗だとリーファが絶賛していた領主館へと入っていく。俺はその背中に手を振り
ながら少々考えることがあった。
「……何者なんだ?」
明日、リーファにでも聞いてみよう…。
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