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王道を走れば:幻想にて
第6章、その1:束の間の癒し ※エロ注意
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前に飲んでいるとしても、思わずうろたえてしまうほどの欲望の量であり、子宮が精液を貯めるただの池になってしまうかと思うくらいだ。これで二度目の射精というのだから、ジョゼの持久力と欲求は底無しと言えよう。何とも女殺しの一物である。亀頭の先から毀れる精子が波打って子宮を蹂躙するのを、女は思考の片隅で感じ取った。
 ジョゼは一分近く続いた身体の鳴動を漸く止めると、見せびらかすように太く滾る陰茎を引き抜いた。情事の液を連れるように亀頭が突起を弾き、濃厚な白い液体が開かれた陰唇からどくどくと逆流する。普段であれば女は、寝台に落ちるものを勿体無いと言って口に運び、或いは胸元に摺りこむくらいの余裕はあるのだが、前述の通りジョゼの攻撃は苛烈である。相手を絶頂と疲労の絶壁へ突き落とすための刺突は、彼の嗜虐心と野心の賜物。手練の美麗な娼婦二人掛かりであっても、たった一度の交わりで骨抜きにされてしまうのだ。
 ジョゼは女の長い赤髪を一房掴むと、その薫りを愉しむ。心惑わすような香水に加え、隠し切れぬ淫靡な香りが鼻をつんと刺激するのが、彼の微笑みを誘った。

「・・・おい、まだ起きているだろ?」
「はぁ・・・はぁ・・・は、はい・・・」
「実をいうとよ、まだまだ俺は物足りないんだよ・・・。おら、お前も起き上がったらどうなんだ?体力が回復してんのは分かっているんだよ」
「・・・嘘でしょ?まだ硬いとか・・・」

 寝台に横たわっていたもう一人の美女がジョゼの肉槍を見て、驚嘆の念を口に出す。短い茶髪と豊満な体躯の持ち主である女性は、交わりの初めと何ら姿形を変えぬ勃起した一物を見詰め、俄かに己の花園に意識を注いだ。黒さを帯びた女唇からは情熱の跡が止め処なく流れており、汗と愛液と交じり合って少しずつ熱を冷ましつつあった。

「何やっているんだよ。さっさと舐めて綺麗にしろ」
「ねぇ、早くしましょう?」
「あなた、身体は大丈夫なの?」
「これくらいでくたばるようなら、私達はここには居ないわよ。さぁ、殿方を喜ばせましょう」

 赤髪の娼婦はそういって、仰向けになったジョゼの股座に顔を埋めて奉仕の水音を奏で始めた。何とも健気な姿であるか。茶髪の娼婦はそう思いながら、己の顎から額ほどもある巨根に対する奉仕を始める。膨れた精嚢や一物を二つの舌先が舐めていき、男に支配の愉悦を覚えさせた。時折二人の舌が絡み合って精液を奪い合おうとするのもまた一興なる光景であり、ジョゼの肉槍には再び熱が篭り始めた。

(ねぇ、何時頃終わるのかな?)
(明朝まででしょ?諦めましょう)
(はぁ・・・お金が沢山もらえなきゃやってられないわね。それにしても。。。)
((よくこんなのが私に入っていたわね・・・))
 
 視線だけでやり取りしながら、娼婦は眼前の光景を支配する一物を見やる。逞しき騎
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