使い魔蘇生パーティ結成!
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を聞いてほしいんだけど」
まあ、俺も善意だけで動いてるわけじゃない。頼みと聞いて、少女の体がびくっと動いた。
「・・頼みですか・・・えと、なにを・・・」
「あー、違う違う。俺が頼みたいのは、これを黙っててほしいって事」
「え?」
そこで最初の考えに戻るわけだ。俺は腰に吊った2丁の銃を指して言った。少女の方は、いままで使い魔のことで頭がいっぱいだったようで、初めて銃に気がついたらしい。ぱちぱちと何度か瞬きしてから、答えた。
「そんなことでいいんですか?」
「俺にとってはかなり重要なことだからなー。うん、割とマジで」
「じゃあ、改めてお願いします」
そう言って、ペコリと頭を下げてくる。
彼女、使い魔助かる。俺、秘密守れる。どっちもハッピーじゃないか。
「すみません、何からなにまで・・・。あの、あたし、シリカっていいます」
「おっと、まだ自己紹介してなかったな。俺はレイト、これからよろしく」
目の前の少女、シリカと握手を交わす。二人のパーティが結成された瞬間だった。
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