第49話 飛べ!グレンダイザー
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だろう。それを使う貴様が地球人な筈がない!」
「それは俺が作ったTFOだ! 頼むからヘッドロック外してくれ! ヘルメット取れないからさぁ!」
未だにザフィーラのヘッドロックを食らってる状態な為甲児がジタバタしている。どうやらそれほど脅威ではないようだ。一同が緊張する中、ザフィーラが静かにヘッドロックを解いた。
「ふぃ〜、酷い目にあったぜ…今証拠を見せるよ」
そう言って甲児がヘルメットを脱ぐ。其処には黒い髪の日本系の青年の姿があった。
「あぁ、甲児さん!」
「よっ、元気にしてたかぁなのは?」
甲児と分かるなりなのはは庭に飛び出す。そして互いに再会を喜び合うのであった。
「高町、その男はお前の知り合いなのか?」
「うん、兜甲児さんって言って私の知り合いなんです」
「そ、俺は兜甲児。日本じゃちょいとばかし名が知れてるかな?」
若干自慢げに呟く甲児。だが、それに対して守護騎士達は皆首を傾げた。
「は? お前なんか知らないぞ」
「なぬっ! どう言うこった!?」
「こ、甲児さん…私から事情を説明します」
その後、なのはは甲児に今まであった事を話した。新たな組織ゴルゴムの出現、南光太郎の存在、そして此処に居る守護騎士達の事を。
守護騎士達の事を話せば、甲児は驚くかと思っていた面々だったが、案外その手の事で驚く様子は見られず、寧ろ光太郎の素性に対し甲児はある種の驚きを受けていた。
「つまり、あんたは新しい仮面ライダーって事なのか?」
「そうだよ。僕は南光太郎。又の名を仮面ライダーBLACKと言うよ」
「兜甲児だ。前はマジンガーZってロボットに乗ってたけど今はこの自作型円盤のTFOのパイロットをしてるんだ」
「うっひゃ〜、凄いなぁ甲児兄ちゃんって。これ自分で作ったんかぁ?」
「おう、俺もうスッカリインテリ派でさぁ、こんな凄い物も発明できちまうんだよ」
すっかり天狗になってる甲児である。心なしか鼻が伸びてる気がする。
「凄いですね。これでもう皆から馬鹿にされませんね」
「ハッハッハッ、もう誰にも俺の事を脳筋なんて言わせねぇぜ!」
「でも性格は変わってないですよね」
「うっ…其処を言う?」
なのはの鋭い目線と言葉が突き刺さる。甲児の内面を一番良く知ってるのは彼女だ。故に彼女の対応も厳しい。
「なぁなのはちゃん、甲児兄ちゃんってどんな性格やの?」
「う〜ん、スケベ」
「ド直球に言うなよ!」
正しくド直球であった。そんな事を言われたら普通誰だって避けようとする。が、はやては違った。
「そっかぁ、それなら甲児兄ちゃんに聞いてもええかな? 実はなぁ、今シグナム達のバリアジャケットを考えとる最中なんよ」
「バリアジャケットって、なのはが何時も戦
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