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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十九話 コロニーレーザー
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のことで」
「いえ、わかりません」
「何ですって!?」
「汚れていても綺麗なものも一杯ある!だから!」
「何時の間にそこまで小賢しく!」
カテジナはその言葉に激昂してきた。
「小賢しい子供はいらないわよ!」
ビームライフルを乱射する。それでウッソを仕留めようとする。
「そんな子は!」
「貴女はまだ!」
二人の戦いも続く。その横ではオデロとトマーシュがクロノクルやファラに阻まれて前に進めなくなってしまっていた。オデロはこの状況につい舌打ちをする。
「チッ、まずいぜこれは」
「そうだな。このままだと」
トマーシュもそれに応える。
「コロニーのエネルギーが充填していってるわ」
ジュンコはコロニーの中を見ていた。既にかなりの光が集まっている。
「このままだと」
「誰かいないか!?」
オリファーが手の空いている者を探す。
「このままだと」
「駄目よ、皆それぞれの相手を前にしているわ」
マーベットが彼に答える。
「残念だけれど誰も」
「嬉しいねえ」
ファラが彼等を見て不気味な笑みを浮かべていた。
「こんなに死にたいのがいて」
ザンネックキャノンを放つ。それを見てオリファーが叫ぶ。
「散れ!」
皆それを受けて慌てて散開する。それまでいた場所が光に貫かれた。
「危ないなんてものじゃねえぜ、おい」
ビルギットはその光を見て言った。
「しかも時間がないなんてよ」
「いえ、あるわ」
しかしここでアンナマリーが言う。
「あるのかよ」
「ええ、ジュドー」
彼女はジュドーに声をかけた。
「いける?」
「コロニーをハイメガキャノンでぶっ放せっていうんだな?」
「そうよ。できるかしら」
「フルパワーなら何とかな」
そう彼女に答える。
「やってみせるぜ」
「じゃあお願いするわ。ハイメガキャノンなら」
「お願いします、ジュドーさん」
ウッソも彼に声をかける。
「僕は今は」
「ウッソ、気を抜くんじゃねえぞ」
ジュドーはそうウッソに告げる。
「相手が洒落にならねえんだら余計にな」
「はい」
ウッソはそれに頷く。彼は何とかカテジナの相手をしているといった状況であった。
ジュドーはコロニーに向かう。その穴はハマーンが埋めていた。
「ここは通しはせん!」
ファンネルを全て放つ。それは死の花びらであった。
Gフォートレスになりコロニーに向かう。そこに来るとすぐに変形に入る。
間も無く時間であった。バスクはドゴス=ギアの艦橋で時間を見ていた。
「後何分か!」
「二分です!」
参謀の一人が告げる。
「あと二分で発射可能です!」
「よし、勝ったぞ!」
バスクはそれを聞いて叫ぶ。
「我がティターンズの勝利だ!」
「むっ」
しかしシロッコは違うものを感じていた。その頭脳にあるものが煌いた
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