第百四十二話 仮面の裏
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を殺したのは俺だ」
シンはフレイを見据えて言った。
「なら俺の相手だ!いいな!」
「うん、わかったよ」
キラは彼の言葉に頷くことにした。彼も今自分が何をするべきかわかっていたからだ。
「じゃあお願い。フレイを」
「ああ。大変だろうがな」
ドミニオンもティターンズの主力部隊も来る。核ミサイルがなくなってからが決戦だと。彼等はわかっていた。シンとフレイの戦いがそれのはじまりであると言えた。
遂に核ミサイルが全て撃墜された。ティターンズが全面攻撃を仕掛けてきた。
「ジェリドーーーーーーーーーーッ!」
カミーユがジ=オに向けてメガランチャーを放つ。
「貴様もいたのか!」
「そうだ!俺は御前と闘う為にいるんだ!」
ジェリドはそうカミーユに返す。
「だからだ!御前はここで死ね!」
「そうむざむざとやられるわけには!」
そこにジ=オのビームが襲う。相変わらず巨体からは想像もできない動きであった。
「喰らえ!」
ジェリドはビームサーベルを振りかざしてカミーユに向かう。今二人の権撃が撃ち合った。
ティターンズが動くのを見てザフトも動いた。今三つ巴の戦いになった。
「行くぞナチュラル共!」
ザフトがロンド=ベルとティターンズに攻撃を仕掛ける。その先頭にはイザークがいる。
「遂に来たかよ」
ディアッカはそれを見て呟いた。
「今あいつに行きたいけれどな。こいつ相手じゃな」
「ええ」
ニコルが彼の言葉に同意する。今二人はシャニを相手にしていた。
「・・・・・・殺す」
「おい、ディアッカ、ニコル」
そこにカガリから通信が入る。
「どうした?」
「そいつは私に任せろ」
こう言ってきた。
「御前達はその仲間のところに行け。話しがあるんだろう?」
「簡単に言うけれどよ」
ディアッカはそれを聞いてカガリに言う。
「洒落にならない相手だぜ。いいのかよ」
「ああ、構わない」
だがカガリはそう返す。
「足止め程度ならな」
「わかった、そこまで言うのならな」
「カガリさん、お任せします」
ニコルも述べる。
「では御気をつけて」
「ああ。さてと」
カガリはフォピドゥンの前に来た。後ろではアサギ達がアークエンジェルの援護を受けてティターンズのモビルスーツと戦っている。
「御前の相手は私だ!」
「御前か」
シャニは彼女を見据えて呟く。
「・・・・・・うざい」
フレスベルグを放つ。歪に曲がったビームがカガリを襲う。ここで異変が起こった。
水面に種が落ち割れた。それと共にカガリの目から表情が消えた。
「見える!」
フレスベルグの光をかわす。そのままシャニに突っ込む。
「何っ」
「そこだっ!」
ビームサーベルで斬りかかる。だがそれはニーズヘッグで受けられてしまった。
「こいつ・・・・・・強くなった」
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