第百四十二話 仮面の裏
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スランが危ない」
ディアッカの声は何時になく真剣なものだった。
「追う、ニコルとイザークも一緒だ」
「じゃあ僕達も」
「そういうことだ、いいな」
「わかったよ。じゃあシン」
「ああ」
シンはキラに頷いた。
「聞いた、行くぞ」
「うん。フレイ」
シンと頷き合いジェネシスに向かう前にフレイに顔を向けてきた。
「また後で」
「ええ、また後で」
自由と運命の天使が要塞に向かう。フレイはそれを見送っていた。
「キラ、また貴方と」
フレイはキラを見守っていた。今彼は己の運命と最後の戦いに向かっていた。クルーゼはその牙を以って彼を待っていたのであった。
第百四十二話完
2007・2・12
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