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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十二話 仮面の裏
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だ。
「何処へ行った?最後まで手のかかる」
ぶつぶつと不平を述べながら戦場を探し回る。そうして彼等を探すのであった。
フレイはキラと戦っている。フリーダムの圧倒的な火力を前にしても退かない。
「その程度の攻撃なんて!」
「くっ、フレイまだやるのか!」
「当然よ!」
彼女はキラに対して叫ぶ。
「コーディネイターなんかにやられるもんですか!」
「まだそんなことを!」
フレイはビームを放つ。キラはそれを受けてしまった。ミーティアに損傷を受ける。
「しまった!」
慌ててミーティアから離脱する。そこにフレイは迫る。
「これで終わりよ!」
「くっ!」
一気にビームサーベルで貫こうとする。しかしここでミーティアが爆発した。
「なっ!」
「フレイ!」
二人は爆発に巻き込まれる。その衝撃はアカツキの方が大きかった。その衝撃はコクピットの中まで及びフレイは全身、頭にも衝撃を受けた。それで何かが戻った。
「えっ、私」
急に我に返る。
「オーブのことが。どうして」
「フレイ、大丈夫かい?」
「キラ?」
「うん、僕だよ」
キラは彼女に声をかける。
「大丈夫?今のは」
「ええ、大丈夫よ。ただ」
「ただ」
「思い出したわ」
彼女は言う。
「今ね。全部」
「全部ってまさか」
「そうよ、私オーブで敵の攻撃を受けてそれで記憶をなくしていたの。それで」
「それで」
「ナタル艦長と一緒にティターンズにいたわ。全部思い出したの」
「そうだったの」
「ええ。全部ね」
コクピットの中で俯いて述べる。
「キラのこともシンのことも」
「シンのことも」
「彼、私のパパを殺したのよね」
「・・・・・・うん」
フレイのその言葉に頷く。
「そうだよ。彼が言ったし僕も見たから」
「そうよね。けれど」
フレイは言う。
「それでも戦いだから」
それがわかるようになっていた。だから受け入れることができた。
フレイは今戦うことを止めていた。キラも。しかし戦いはまだ続いていたのだ。
「あの男にできたのだ!ならば私も!」
クルーゼはまるで嵐の様に荒れ狂っていた。ドラグーンを乱れ飛ばす。
「できるのだ!それもさらに優秀にな!」
「くっ、このままでは無駄に損害が増えるだけだ!」
イザークは友軍が次々と減っているのを見て叫んだ。
「下がれ!俺が行く!」
「私も!」
シホも行く。ディアッカとニコルがそれに続く。
そこにアスランが来た。ミーティアは戦いの中で外していた。
「アスラン、御前はジェネシスの中に行け」
ディアッカが彼に言う。
「ジェネシスの中か」
「そうだ。何かおかしなことになっているみたいだからな」
「わかった、じゃあ行く」
「私が一緒について行く」
後ろからカガリが言ってきた。
「御前を守ってや
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