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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十話 人の見た夢 
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モニターに映る紫の男の姿を見て言った。
「貴方も今はそちらにおられたのですか」
「そうです、私がいる時ですから」
彼は答える。
「貴女をお迎えする為に。そして」
その紫の目が光った。そして言う。
「SEEDの秘密の為に」
「はい。ではお願いします」
少女はこくりと頷いて彼に述べた。
「前線までの道を」
戦艦はそのまま前線へ向かう。そして今最前線に姿を現わしたのであった。
「あれは」
タリアはその艦に記憶があった。それで声をあげる。
「エターナル」
「エターナル!?もう就航していたんですか」
「いえ、それは聞いていないわ」
そうアーサーに返す。
「早いわね。それにどうしてここに」
「ロンド=ベルの皆さん」
「何っ!?」
「この声は」
ザフトの面々は少女の声を聞いて声をあげた。
「私はラクス=クラインです。貴方達に加えて頂きたく参りました」
「そう、遂になのね」
タリアはそれを聞いて頷く。
「ラクス嬢も」
「そうですね」
アーサーが彼女の言葉に応える。
「いよいよ全てがわかる時が」
「ええ」
「何かおかしなことになってきましたね」
クサナギの艦橋でアズラエルが首を傾げさせていた。
「何でまたプラントの歌姫がここに」
「我々に入りたいと言っていますが」
キサカも言う。
「どういうことなのでしょうか」
「どういうことだろうね」
ユウナもどうにも話を掴めないでいた。
「大物って言えば大物だけれど」
「戦いには、ですね」
アズラエルがここで述べる。
「およそ場違いではないかと」
「いえ、それは違います」
しかしここでタリアが言ってきた。
「タリア艦長」
「我々はこの時を待っていたのです。ラクス嬢は私達の同志です」
「同志!?」
「はい、むしろあの方が私達のリーダーなのです」
「どういうことですか、それは」
ブライトがタリアに問う。
「ラクス=クライン嬢が同志だとは」
「私達がロンド=ベルに加わったのはあの方のお考えだからです」
「ラクス=クラインの」
「はい、全てはプラントを、人類を救う為」
タリアは言う。
「ザルクの魔の手から」
「ザルク」
また聞き慣れない言葉が出て来た。
「それは一体」
「この世を滅ぼそうとする勢力です。謀略によって」
少女が言う。
「プラントを、地球を、コロニーを。ですから私は」
「私達と共に」
「そうです」
その少女、ラクス=クラインは今ブライトの言葉に応えた。
「バルトフェルド艦長」
「はい」
艦橋にはバルトフェルドもいた。アイシャ、ダコスタもいる。
「そのままフリーダムとジャスティスのところへ向かって下さい」
「了解」
バルトフェルドはそれに頷く。
「そして彼等にあれを届けます」
エターナルは今前に
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