暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十話 人の見た夢 
[6/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、御前はあの鉄球振り回すのか鎌持ったのを頼む。俺はあの砲台みてえなのやるぜ」
「わかりました」
「おらおらぁっ!」
彼等の前ではもうオルガが暴れ回っていた。
「どいつもこいつも叩き落してやるぜ!」
「きゃっ!」
「何て滅茶苦茶な攻撃!」
オーブ三人娘がその攻撃をかわしながら言う。
「気をつけろ!こいつは尋常じゃねえぞ!」
アルフレットは三人に声をかけた。
「おめえ等じゃ荷が重い!ディアッカ、やっぱり奴の相手は御前だ!」
「わかってるぜ!」
「ニコル、御前はあの鎌持ったのに行け!」
「はい!」
ニコルがそれに頷く。
「俺はあの青い指揮官機に向かう!鉄球振り回すのはハイネだ!」
「わかりました」
「変形するのには変形するのだ。後のザフトの連中は三人の援護をやれ」
「はい」
「了解」
ザフトの面々がそれに頷く。
「後は雑魚をだが・・・・・・相変わらずの多さだな」
目の前のティターンズの大軍を見て言う。
「これが面白いんだがな。それにしてもって奴だ」
「俺達はどうすればいいんですか?」
シンがここで聞いてきた。
「やっぱりあの金色ですか?」
「そうだな。キラ、シン」
二人に声をかける。
「おめえ等はあいつの相手をしろ。いいな」
「わかりました」
「またあいつか。今度こそ」
「フレイ・・・・・・」
血気はやるシンに対してキラは浮かない顔を見せていた。しかしそれには誰も気付かない。
「今は皆洒落にならねえ位に大変だ。気合入れろよ」
「わかりました」
二人はフレイのアカツキに向かう。まずはキラが攻撃を仕掛ける。
「いけっ!」
ビームライフルを放つ。だがフレイは左右に舞いそれをかわす。
「くっ、やっぱり」
「キラ、落ち着け!」
シンが彼に声をかけてきた。
「焦ったらかえって危険だ。いいな」
「う、うん」
キラはそれに頷く。確かに彼の言う通りであった。
「そうだね」
「あの金色のパイロットは御前の知り合いか?」
「うん。フレイ=アルスターっていうんだけれど」
「確かオーブで行方不明になったアークエンジェルのクルーか」
「覚えてるの?」
「ほんのちょっとだけ一緒にいたしな。紅い髪の女の子か」
「うん」
「アルスターっていうのか」
その名を聞いてシンの記憶に思い出されたものがあった。
「あれか。アルスター事務官の」
「わかったの?」
「ああ。・・・・・・そうか」
それがわかったシンは複雑な顔をヘルメットの中で見せてきた。
「あいつの親父さんを俺が殺したんだな」
「戦争だから」
「ああ、あいつにも言ったさ」
シンは答える。
「けれど。気分がいいものじゃないな」
「そう」
「今はな。あの時は違ったが」
「フレイは君を狙ってるよ」
キラはあらためて言う。

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ