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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十話 人の見た夢 
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てレイに言う。
「電車のことはね」
「悪い気はしない」
レイもそれを認める。
「少なくとも同じ仮面でもな」
「あんたずっとあの変態仮面と一緒だったわよね、ザフトじゃ」
「ああ」
何気に恐ろしいまでに核心をついているのだがミリアリアはそれに気付いていない。レイも冷静にとぼけてみせている。この辺りは流石であった。
「今どうしてるんだろ、あの人」
「真っ裸であの仮面でどっか歩いてるじゃねえのか?」
ディアッカが言う。
「そんなのやっていても全然違和感ねえしな」
「否定できないわね」
タリアがそれに頷く。
「ちょっと艦長」
「あってアーサー」
嗜めるアーサーに対して言う。
「幾ら何でもあれは。妖しいなんてものじゃないでしょ」
「確かに。仮面だけじゃないですからね」
「何か変態っぽいのよ、あの人」
実に人望のないクルーゼであった。
「どういうわけかね」
「言われてみればそうですが」
「デュランダル博士とは仲良かったけれどね」
「そういえば艦長博士と交際していたんですよね」
「昔のことよ」
メイリンの言葉に昔を懐かしむ顔ですっと笑ってきた。
「もう何十年もね。昔ね」
「おいおい、艦長はまだ若いじゃないか」
そんな彼女にアムロが声をかけてきた。
「それでその台詞はないんじゃないか」
「女の内面は複雑ですのよ、アムロ中佐」
タリアはにこりと微笑んでアムロに返す。
「何でしたら今度二人でそれについてお話してみます?」
「二人はちょっとな」
アムロも笑ってそれに返す。そして言う。
「俺と宙君の二人でどうかな」
「では私はミドリちゃんとレミー達と一緒に」
「面白そうだな。じゃあその顔触れで今度」
「ええ」
「前から思っていたけれどタリア艦長ってアムロ中佐や宙さんと仲いいですね」
ニコルがアスランに囁く。
「そうだな、それもかなり」
「縁ですかね、何かの」
「ミドリさんやレミーさんと仲いいのもあれだよな」
「はい。何か不思議と言えば不思議ですね」
「艦長声変えるの上手いしな」
「意外と器用ですし」
「はい、そこ」
タリアが二人に声をかけてきた。
「聞こえてるわよ」
「あっ、すいません」
「失礼しました」
「アスランも最近髪の毛多くなってきたんじゃないの?」
「そうですか?」
それを言われるとほっとする。
「やっぱりロンド=ベルが合ってるのかしら」
「居心地いいのは事実ですね」
「そうね。私もここの雰囲気好きよ」
タリアは言う。
「落ち着くわね。何時でも」
「そうですね。何か」
ニコルもそれに頷く。
「気の合う仲間ばかりで」
「仲には喧嘩ばかりしてるのもいるけれどな」
「アスカとかカガリとかシンとかだよなあ、それって」
ジャックがディアッカに突っ込みを入
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