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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十九話 レクイエム
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完全に失言だった。気付いていないだけで。
「まあカガリは子供の時から知っていますが昔からあんなので」
「ほう」
「困ったものです。まあこれでアスラン君が引き取ってくれるというのなら僕としては大助かりですよ」
「私は売れ残りの猫か!」
カガリが抗議してきた。
「御前は私をサポートするのが仕事じゃないのか!」
「だから旦那様をと」
「アスランとは何もない!」
白々しい嘘に聞こえた。
「ただ、ちょっとだな」
少し顔を赤らめさせて言う。
「二人でマクロスの中やホーチミンを歩いただけだ」
「何時の間にだよ」
ディアッカがそれを聞いて呟く。
「ディアッカが料理の食材を買いに行ってもらっていたあの時なんじゃ?」
ニコルがそう言ってきた。
「あの時何でアスランとカガリさんが行ったのか不思議に思っていたんですが」
「ああ、あの時か」
ディアッカはそれを言われてようやく納得した。
「成程な。そういうことなら」
「アスラン、本当なのかい?」
「いや、あれは」
アスランはアスランでジャックに問われてバツの悪そうな顔をしていた。
「その。カガリがいつもシンと喧嘩していたから、それで慰めに」
「殴られるのは俺だぞ」
シンが言う。
「最初にパンチ飛ばしてくるのはいつもあいつだからな」
「カガリ様手が早いから」
「全く」
「子供の時からだからねえ」
アサギ、マユラ、ジュリもカガリをフォローしない。
「困ったものだ」
これが三人の本音であった。今それをはっきりと出していた。
「御前等私を本当に何だと思っているんだ」
「男女」
「だから御前は黙ってろ!」
またシンに言い返す。
「そもそも御前が!いらんことを言うから!」
「言われる方が悪いだろ!」
「何!この単細胞!」
「猿女!」
「誰が猿だ!誰が!」
「御前のことだ!たまには色気のある下着でも履いてみろ!」
「御前だって赤とかオレンジの派手なトランクスばかりだろうが!」
何も知らずに聞くとかなり危ない台詞であった。二人はわかっていないが。
「その前赤のトランクスなくしていたよな!」
「悪いか!」
「ああ、悪い!下着の管理位きちんとしろ!」
「御前もたまには可愛い下着でも着けてみろ!」
「何を!」
相変わらず仲の悪い二人であった。喧嘩をしながら配備についていた。
配備が終わるともう戦闘開始直前であった。既にあの三機のガンダムが殴り込みをかけてきていた。
「ひゃっあっはっはっはっはっはっは!」
まずはオルガのカラミティが派手に攻撃を放つ。それでロンド=ベルに風穴を開けようとする。
「どいつもこいつも消し飛ばしてやるぜ!」
破天荒な攻撃がロンド=ベルに浴びせられる。それは並の戦艦の砲撃をも凌駕していた。
「おいおい、バスターより上じゃね
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