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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第14話 凹みます!早く復活せねば
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ーター・シールドで、その大部分を防ぐ事が出来たそうです。

「ディーネはドットメイジなのに、よく防げましたね」

「残念。今の私は、水のラインメイジです」

 ディーネが自慢げに言って来ました。あの時私を助ける為に、その力を覚醒させたそうです。

「ありがとう。ディーネ。私もあの時力が覚醒して、土と風のラインメイジになりました」

 ディーネが一瞬キョトンとし、納得行かないと言わんばかりに睨んできました。私は真剣な表情で、続きを促します。

 ディーネのウォーター・シールドで防げなかった炎が、私の体を焼き全身に軽い火傷を負わせたそうです。倒れる途中だった所為で、他の場所と比較して頭の火傷が酷い状態でした。すぐに《凝縮》で作った水で私の体を冷やし、ヒーリング《癒し》で治療を開始しました。

 モンモランシーが水の秘薬を持たされていた事と、ヴェリエール領に入っていた為、公爵お抱えの高位水メイジに早い段階で見せられた事もあり、運良く火傷の痕は残りませんでした。

 クレマンさんとアルノーさんは、この戦いで死亡。

 騎兵8人中3人が重傷。4人が軽傷。(母上とディーネが、秘薬付きの《癒し》で治療したので、その場ですぐに全快しました)

 母上の方は敵がラインメイジが3名だけで、後はドットメイジだった為、かすり傷ひとつ無かったそうです。

「ディーネ。あの時、私のブレイドを目撃した人間は……何人居ますか?」

「騎兵は全員大丈夫でした。私も話を聞きましたが「気付いたら爆炎が上がっていた」と、言っていました。その所為で隙が出来て、ケガ人が出たそうですが、それは私達の責任ではありません。……モンモランシーもギルが飛び出した後、両手で顔を覆っていましたから、見られた心配はありません。敵の方も問題無しです。そう言った意味では、運が良かったです」

「……そうかですか」

「これで、あの時の話は全部です」

 ディーネがこれで終わりと、ジェスチャーしながら言って来ました。ディーネはあの事を知らないのか? それとも……。

「ディーネ」

「なんですか?」

「アルノーさんは、ギアスで操られていただけでした」

「……!? そうですか。知っていましたか」

 やはりディーネは、知っていて隠して居たのですね。余計な気を使わせてしまいました。

「私は立派な味方殺しですね」

 私は、自嘲気味に呟いていました。

「ふざけた事を言わないでください。あの時ギルがやらなければ、私達は死んでいました。アルノーさんには気の毒ですが、あの場で私達が死んであげる義理はありません」

「……確かにそうですが」

「アルノーさんの手で、私達を殺させる訳には行かないでしょう? ギルはアルノーさんの手が、
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