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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十八話 愛の勝利!!石破ラブラブ天驚拳
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といって御前の言っていることが正しいとは限らない」
ドモンはそれでも彼を認めようとはしなかった。
「御前の悪は変わりはしない。そう、悪とは」
彼は言う。
「他の者を踏みつけにし、己のことだけを考えることだ!」
「フフフ、青いな」
やはりウルベはそれを受け入れようとはしなかった。またしても冷笑を浮かべる。
「ならばそのまま裏切られるのだな」
「俺は裏切られはしない!」
ドモンはまた叫ぶ。
「何者にも!」
「ふふふ、愚かな」
ウルベの身体が崩れていく。その中での言葉であった。
「精々甘い夢を見ていることだ」
ウルベは消えた。しかしドモンにはまだ為すべきことがあった。
「これからは貴方だけで行くのです」
ジョルジュが言ってきた。
「いいですね」
「レインの下へ」
「そうさ」
ヂボデーが背中を押してきた。
「行って来い、いいな」
「兄貴、兄貴じゃなきゃ駄目なんだ」
サイシーも彼の後ろにいた。そうして言葉をかける。
「レイン姉ちゃんにはな」
「俺にはレインが」
「救って来い」
アルゴの言葉であった。
「いいな」
「よし、なら!」
ドモンは毅然として顔をあげた。
「レイン!今から俺は!」
そして格納庫の奥へと向かった。仲間達に見送られて。
そこにはデビルガンダムがいた。だが何故か攻撃して来ない。
「レイン・・・・・・」
ドモンは声をかける。デビルガンダムの頭部にはDG細胞により固められ像になっているレインの上半身があった。彼女は何も語りはしない。
「来たぞ。御前を助け出す為に」
彼は一人で声をかけた。じっとレインを見据えている。
「多くは言わない。言えない」
彼は言う。
「俺は御前が好きだ。御前がいなくちゃ駄目だ。だから」
そしてさらに。
「俺は御前を救い出す!何があっても!」
「ド・・・・・・モン・・・・・・!?」
奇跡が起こった。レインがその言葉に反応してきたのだ。
「ドモンなの?」
「そうだ、俺だ!」
ドモンはここぞとばかりにさらに声をかける。
「御前を救い出しに来た!だから俺のところに!」
「戻っていいのね」
「御前じゃなきゃ駄目だ!だから今!」
「ええ、じゃあ」
DG細胞が崩れていく。今レインが解き放たれる。
その時だった。何処からともなくライジングガンダムがやって来た。レインはその中に入り今ドモンの横に来た。
「ドモン!」
「レイン!」
二人は互いの名を言い合う。ドモンの愛が今奇跡を起こしたのであった。
「後は!」
「ええ!」
二人は頷き合う。そして同時にデビルガンダムを見た。
「終わらせるだけ!」
「今二人で!」
「二人のこの手が真っ赤に燃える!」
まず言ったのはレインであった。
「愛を掴めと轟き叫ぶ!」
そしてドモンが。今二人
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